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2008年10月20日 (月)

小泉政権の深い闇

「外貨準備」で検索していてあの植草一秀氏のブログに遭遇した。エッセンスを一部転載・記録しておこう。

竹中経済金融行政の深い闇

2002 年10月から2004年3月にかけて、日本政府は47兆円ものドル買い介入を行った。米国国債保有者に47兆円の資金が提供された。本来、下落するドルを 進んで買う者など存在しない。日本政府が進んで47兆円もの資金を提供しなかったら、米国経済では何が生じただろうか。

米 国は海外から経常収支赤字に見合う資金を調達しなければならないから、日本が資本を供給しなければ、金利を引き上げざるを得なかった。2002年から 2004年にかけて、米国は史上空前の金融緩和を実行した。2003年から2004年にかけて、FRBの政策金利FFレートは1.0%の史上最低水準で推 移した。この低金利持続を可能にしたのは、日本政府の無尽蔵とも言える巨大資金提供だった。

2002年から2004年にかけての超金融緩和政策が米国における不動産バブル発生の原動力になったと考えられる。2002年から2004年にかけて、FRBが早期に金融引締め政策を採用していれば、米国の不動産バブルを小規模にとどめることができたはずだ。

アメリカのバブル形成の共犯者が竹中だと言っているようなものだなあ。これは冤罪(かどうか知らぬが)をかぶせられても当然である。
ということで、このブログを定期的にチェックすることにした。

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