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2008年11月

2008年11月30日 (日)

「著作権問題が解決し、YouTubeは守りから攻めにシフト」だそうな

Ph2 著作権がやっぱり気になる俺なので、「youtube 著作権」でググッたら「著作権問題が解決し、YouTubeは守りから攻めにシフト」――米グーグルのユン副社長というニュースが見つ かった。要するに、コンテンツ自動チェックシステムで問題のある動画を見つけたらコンテンツホルダーに連絡するという仕組みのようである。

コンテンツホルダーはその投稿動画を確認し、(1)ブロック(削除する)、(2)トラック(そのまま残す)、(3)マネタイズ(動画に広告を付け、広告収入をコンテンツホルダーに還元する)――の3種類から処理方法を選ぶ。

ということで、(3)マネタイズで共存活路を見い出そうということだろう、多分。お陰で少しは気が楽になったよ、ホント。

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東京紅葉散歩(4)芝離宮

Jpeg_5 さて一句雪見灯篭冬隣

東京紅葉散歩の最後は芝離宮。浜松町駅すぐ傍(知らなかった、こんな公園があるのを)で、今に残る江戸初期の大名庭園です。典型的な回遊式泉水庭園で池を中心にした地割りと石割は秀逸とのことである。

Jpeg_6 冬紅葉今は公園離宮跡

無理矢理即吟である。動画濁声もまたお粗末であります。

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東京紅葉散歩(3)浜離宮

Jpeg_3 浜離宮ビル借景の紅葉狩り

都立庭園「紅葉めぐりスタンプラリー」というのをやっていることもあって、六義園、旧古河邸に続いて紅葉散歩は浜離宮へ。大名庭園、ブルジョア邸宅の次は「明治維新ののちは皇室の離宮」という趣向となった。新橋駅から歩いたのだが汐留新都心の高層ビル群に行く手を阻まれて大回りさせられた。そんな苦労をしてたどりついた浜離宮、もう一枚、ビル借景紅葉を付けておこう。Jpeg_4

潮入の池(都内では唯一の海水の池)を動画撮影していたら通行の邪魔になってしまい、更には(申し訳ない)撮ってしまった。堪忍です。

そして、三百年の松(六代将軍家宣が庭園を大改修したとき、その偉業をたたえて植えられた松)とたまたま公演していた曲芸である。紅葉は多摩ニュータウンでも見られるがこういうのはなかなか見られないなあ。

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東京紅葉散歩(2)旧古河邸

Photo_3 指に触れ戻らぬ時間冬の薔薇

六義園から徒歩20分ほどで旧古河邸である。ここは、

武蔵野台地の斜面と低地という地形を活かし、北側の小高い丘には洋館を建て、斜面には洋風庭園、そして低地には日本庭園を配したのが特徴です。

ということで、だいぶ以前に春の薔薇を訪ねて以来、二回目である。冬薔薇の写真をもう二枚、戻らぬ時間の記憶に配しておこう。Jpeg Jpeg_2

そして、今度は動画。六義園(大名庭園)よりこちらの方が味わい深い紅葉であった。

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東京紅葉散歩(1)六義園

昨日は東京紅葉散歩。
六義園→(徒歩で)旧古河邸→浜離宮→(徒歩で)芝離宮というコースだ。
当然ながらデジカメ持参して、(技を覚えたので)動画撮影→YouTube投稿という算用の紅葉狩りである。

Photo 吉保の栄華と失意六義園紅葉は池に照り映えにけり

六義園をつくったのは犬将軍綱吉の寵臣、柳沢吉保だが、その後失脚したといううろ覚えの知識を下敷きにした駄歌である。ウィキを見ると

宝永6年2月19日1709年3月29日)、権勢の後ろ盾とも言うべき綱吉が薨去したことで、幕府内の状況は一変した。代わって新将軍家宣とその儒者新井白石が権勢を握るようになり、綱吉近臣派の勢いは失われていった。こうした状況を敏感に察知して6月3日7月9日)、自ら幕府の役職を辞するとともに長男の吉里に柳沢家の家督を譲って隠居し、以降は保山と号した。結果、その後吉里の領地は甲府藩から大和郡山藩に移されたものの、柳沢家15万石の知行が減封されることはなかった。

とある。おおむね間違いのない歌であったとほっとした。写真は素直でいいだろう(俺が言わなくて誰が言う)。

Photo_2 六義園栄耀栄華冬紅葉

漢字俳句、季語だけが取り柄の句である。

ところで、六義園園の名称は、中国の古い漢詩集である「毛詩」の「詩の六義」、すなわち風・賦・比・興・雅・頌という分類法を、紀貫之が転用した和歌の「六体」に由来しますということである。以下、拙い動画(と俺の濁声)を見て頂ければ幸いである。

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2008年11月29日 (土)

ユーミンを聴きつつ無料マッサージ市営プールの恵みは溢れ

ユーミンを聴きつつ無料マッサージ市営プールの恵みは溢れ

この動画、非公開としてたのだが歌につける画像に困って(というか見せたがり屋なのか俺は)公開することにした。一昨日のプール上がり、帰りの車を待ちながらの映像である。

ケータイに図書館CDからダビングした音楽を仕込んで、無料マッサージ機に身を委ねつつユーミンを聴く。至上の快楽と言っておこう。

ところで、麻生総理は毎朝30分ジョギングをして健康管理に努めているようである。俺は週末、月曜(プール休業)を除いてプール通い、40分は泳いでいる。長生きして且つ医療費削減に貢献したいものだ。麻生総理の医療費発言は本当に不適切なのか? ~マスコミの操作された言葉狩りを暴く~を一応、記録までにリンクしておく。

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2008年11月28日 (金)

クミコ 我が麗しき恋物語

実はこの曲、題名を知らなかった。というのも、図書館でCDを借りてきてパソコンにダビング、色んなアーティストの様々な曲をミックスしてCDカクテルを作り出して車の中で聴く。カーオーディオには曲名などは表示されないからである。

そんな俺だが先日、NHKが放送していた「歌謡チャリティーコンサート」にクミコが出演(「愛の讃歌」を珍しく岩谷時子の詞で歌っていた。本来の詞はこれ。ホントウは切ないのだ)したのを観て、おお、あのクミコかと喜んだ。曲名は知らないけれど彼女の曲のいくつかは車の中で聴き覚えていたからだ。
そこで(例によって)YouTube検索して見つけたのが「我が麗しき恋物語」。歌詞に味わいがあって印象深かったのである。この曲、ウィキによると

さらなる大きな転換点はavex io移籍後の初アルバム『愛の讃歌』に収録された、バルバラシャンソンに詩人の覚和歌子が原詞を離れて作詞した「わが麗しき恋物語」という曲で、2002年、48歳の時。ニッポン放送のアナウンサー・上柳昌彦が「うえやなぎまさひこのサプライズ!」で取り上げるなど、ラジオやテレビの番組によってクミコを知らない人々にも紹介されることとなる。たまたま聴いて涙してしまったと評判が広まり、じわじわと世に知られるようになっていった。

という「知られざる」名曲である。映像を観ると俺好みのファニーフェース、苦労人の女性の顔である。

ということで、この名曲名唱をお楽しみあれ。人生は一幕の芝居にすぎぬのかもしれない。

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2008年11月27日 (木)

イヤホンを買うて聴きをりジャズピアノスーパーお供も楽しみとなる

Pb270001_2 イヤホンを買うて聴きをりジャズピアノスーパーお供も楽しみとなる

ドコモケータイdatalinkなど俺の目的にとっては不要ということが(ようやく)判明。

(1)動画の投稿サイトへのアップロード
①ケータイで撮影した動画をマイクロSDに保存
②USBモードをマイクロSDにしてPCに接続→リムーバブルディスクとして認識
③認識したリムーバブルディスクを開いて動画ファイルを選択してアップロード
これでよかったのだ。
※デジカメの動画の場合も単純にUSB接続(付属ソフトなどは使わない)して③でアップ。

(2)PC音源のケータイへのダウンロード(タイトル駄歌参照)
①USBモードをwtpでPCに接続
「Windows Media® Player」で音楽ファイルとmicroSDTMメモリーカードを同期
 
ということで、携帯フル活用→時間を愉しむ道が更に開けたのである。

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Leif Ove Andsnes Grieg Concerto part 1

先日、BS2放送のラフマニノフ2番@アンスネスを期待して聴いた。「1970年生まれというから、今年で38歳になるはず。それだけ若いというのに、すでに大成した芸術家の風格を漂わせるレイフ・オヴェ・アンスネス」という高い評価を得ている話題のピアニストだったからだ。

ところが少々がっかり。というのも透明感ある音なのだが(ラフマニノフにしては)あっさりした演奏、言わば濃厚なロマンティック味付けを期待していたのに薄口醤油味のさっぱりした料理を出された気分である。俺だけかなあと思いつつネット検索すると、

ラフマニノフといえば、情感豊かな甘美な音楽という潜入観念がありすぎるからいけないのかもしれないが、全神経を集中して聴いていても、音が右の耳から左 の耳に抜けていくようでならない。それはどうやら私だけでなく、周囲の人たちも第2楽章以降は完全に集中力を失っていき、妙にざわついている。いくらN響 の観客マナーのレベルが低いといっても、これまでのラフマニノフではこんなことはなかった。

と書いている人までいらした。「中村紘子、絢爛たる大雑把」に比較すると(ミスタッチ女王と比較して申し訳ない)、こまやかで第2楽章はしっとりとした情感があるとは思う。今こうしてこの記事を書きつつビデオを再生して聴いている。

そこで(例によって)YouTube検索して見つけたグリーグのコンチェルト、from the 2002 promsである。ブリリアントなオープニングであり、透明感ある音色がぴったりである。

ラフマニノフはやはり選曲ミスなのか指揮者ノセダとの相性なのか、それとも新境地なのだろうか。

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国籍法問題とネット、そして政治へ

国籍法問題については、
明日は我が身。お陰様で「民主主義を単なる多数決原理に貶めないための歯止めとして平等がある、世の中には多数決や損得で決めてはならない問題があるということです」と考えるに至ったのだが、
これは平等原理の理解が進んだという側面である。

そして、国籍法改正が①平等原理からして必要だとしても②偽装認知に対する対策の要否という問題がある。

これについては「日本が危ない!!「国籍法改正案」、どう思いますか?」アバミー質問で

刑法のみによる事後取締りは、行政に責任がなくなることを意味し、警察任せ(事件扱い)にすることだと思っています。ですので、私個人としては、行政に何らかの責任と権限を課す法律が欲しい、という意見です。

というコメントを頂戴して、行政責任の問題とするか、刑事問題なのかという議論で煮詰まったように思う。つまりは、価値観の対立ではなく、事実認識の差異にすぎない(それが大きいのだけれど)ということである。

まことに、闊達なお喋りは生産的だと思うのである。こうした事の積み重ねが政治の質を上げることに期待(一応)。

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2008年11月26日 (水)

ケータイで秘密の日記つくりけり今日の日思う動画を見つつ

ケータイで秘密の日記つくりけり今日の日思う動画を見つつ

まだよくわかっていないけど兎に角動画投稿できるようになった。この動画、ケータイのSDにある動画の筈なのだが、パソコンに取り込むことが出来た(ように思う)。なんでやろ?
昨日の実験では本体にある動画しか取り込めなかったのになあ。

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初めての動画投稿

昨日、ケータイのマイクロSDとUSBケーブルを買ってきた。ケータイに付いていたドコモケータイdatalinkをインストールして、USBケーブルでパソコンにつなぐ。パソコンに動画を移したらYouTubeに投稿する。そういう目論見である。

昨日、やっとこさで一旦は出来たのだけど今朝もう一度確認しようとすると出来ない。
結局、
①ケータイのUSB接続は通信モードにすること
②動画はSDではなく本体(メモリ)にあること
③datalinkの「設定」→「保存場所の変更」をクリックしてAttachフォルダを作出してそこからアップロードすること

③の理由がよくわからない。動画のファイル種類など(基礎から)勉強する必要があるかなあ。

上は間違いだったことが判明。正しくは

ドコモケータイdatalinkなど俺の目的にとっては不要ということが(ようやく)判明。

(1)動画の投稿サイトへのアップロード
①ケータイで撮影した動画をマイクロSDに保存
②USBモードをマイクロSDにしてPCに接続→リムーバブルディスクとして認識
③認識したリムーバブルディスクを開いて動画ファイルを選択してアップロード
これでよかったのだ。
※デジカメの動画の場合も単純にUSB接続(付属ソフトなどは使わない)して③でアップ。

(2)PC音源のケータイへのダウンロード(タイトル駄歌参照)
①USBモードをwtpでPCに接続
「Windows Media® Player」で音楽ファイルとmicroSDTMメモリーカードを同期

であった。真理は簡明なり(ちょっと大袈裟だけれど)。

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ニュータウンシャッター通りの洋品店ババシャツ売られ冬となりゆく

2008112210500000 ニュータウンシャッター通りの洋品店ババシャツ売られ冬となりゆく

あんまりシャッター通りの感じもニュータウンの感じも出ていないケータイ写真であった。歌もカタカナが多すぎる。それになによりピンボケである。ああ、自己嫌悪。

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2008年11月25日 (火)

安馬、大関昇進確定的だけれど…

2008112454314431l 笑顔で会見する安馬、左は師匠の伊勢ケ浜親方(24日、太宰府天満宮の伊勢ケ浜部屋宿舎で)

View7472849 本割りでは安馬、決定戦では白鵬で白鵬優勝というのは予想通りであった。
安馬贔屓の俺としては慶賀ではあるが、あまりに筋書き通りなので(ちょっぴり)気に入らない。まあ、大相撲はスポーツである前に芸だからしようがないか。

ところで、しこ名の改名については、師匠の伊勢ヶ浜親方(元横綱旭富士)が「大関にふさわしい名前を今、考えている」と明かしたというのもちょっと気に入らない。しかし、ウィキしたら

2008年1月場所終了後に伊勢ヶ濱親方が幕下以下の力士全員の四股名を「安」を外したものにすると発表し、安馬・安美錦・安壮富士についても昇進など条件に合えば改名させるとしている

とあったので既定の事実だったことを知った。しやあないなあ、年明けに改名だろう、多分。

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2008年11月24日 (月)

わが町のオケの響きの心地良く思わず惰眠貪りにけり

2008112415410000 わが町のオケの響きの心地良く思わず惰眠貪りにけり

20081124 東フィル都響→と来て今日はわが町のアマチュアオーケストラ、多摩管弦楽団である。
ご近所に団員の方がいらして毎回チケットを頂戴している(ありがとうございます)。このオーケストラ、難曲に挑戦しているのが気持ちよい。ドンファン、ブラ4などホルンの力演であった。それから、クラリネットは素晴らしい、安定した甘い音色でオケの中心となっていると感じた。

ということで(申し訳ない)ドンファンの後半で居眠りしてしまったのである。鼾はかかなかった(と思う)。その代わり、ブラ4はばっちり聴いた。終楽章、トランペットが気張りすぎるほどの力演、熱いコンサートでありました。

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一人を救うために百人を犠牲にしていいのか?

479420921509lzzzzzzz_2 国籍法問題についてずっと考えているのだが、産経新聞福島記者のブログ記事「総理番のお仕事⑥国籍法のゆくえ」の読者コメントを見て、卒然と思い当たった。そのコメントは

福島さんの議論は、一人を救う為に百人を犠牲にする議論です。最大多数の最大幸福を追求する民主主義社会では、認めがたい議論です。
村山談話が同じロジックである様に思います。それが如何に、日本国にとって禍根になるかは無視して、自分の感情を満足させた点は全く同じです。多分、慰安婦問題についての河野談話も同じ様な考えではなかったかと思います。民主党社民党辺りには同意見の方が多いかも知れませんね。

とあって、要するに、「最大多数の最大幸福を追求する民主主義社会」では少数派や、いわれなき不平等、不正な被害を蒙っている人は多数の利益・幸福のためにその被害を甘受せよという理屈なのだ。この理屈からすると、横田めぐみさんは日本の平和を守るためには拉致されたままでいいという理屈になってしまう。コメントをした人は民主主義とは多数決民主主義のことだと単純理解→誤解しているのではないか。

いわれなき不公正、不平等を甘受してよいという理屈を認めてはいけない。誰もがそのような不公正、不平等を受ける可能性があるのだから利己を守るためにも認めてはいけない。

そのことと、一人を救うためによって生じ得るデメリットを防ぐこととは別の問題である。
国籍法の問題で言うと、「偽装認知による国籍取得は、市町村への認知届けと市町村への国籍届けを出すことによって公正証書原本不実記載罪が併合され、七年半以下の懲役と百二十万円以下の罰金になります」(河野太郎ブログ)と重罪を課す刑法が既に存在しているのだから、警察・検察・行政が厳正に対処すればよいだけのことである。

もう一度言う。一人(横田めぐみさん)を救うためには百人がある程度のリスクは冒すべきである。そのことが自分自身を守るためにもなるのだから。

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人生に全うあらずエスカレーター無言のままに人々運ぶ

Photo 人生に全うあらずエスカレーター無言のままに人々運ぶ

写真は昨日、都響を聴きに行った東京芸術劇場の大エスカレーターである。
このホール、オープン時にシノーポリでマーラーの千人交響曲(8番)を聴きに行ったのが思い出だ。検索してみると「東京芸術劇場の柿落としの一環として行われた、日本楽壇史上現在まで唯一無二の海外オーケストラによる、マーラー交響曲一挙全曲演奏会となりました」とある。

あと一回、ヴェルディ「レクィエム」を七、八年前に聴いた記憶があるが、オケも指揮者も忘れてしまった(検索しても判らず)。同じプログラムのもう一曲、シベリウス「悲しいワルツ」の方が連れは気に入ったことは覚えているのだが。

そんな訳で三回目(だと思う)。ああ、いい加減だなあ。もっときっちり音楽を聴け。

ところで「人生に全うあらず」というフレーズは招待制SNS「哲学お喋りパーティ」で自殺の是非に関してのお喋りに触発されたもの。「うちの姑87歳要介護4が毎日のように夕方に鬱になります。なんにもすることがないのが鬱の原因です。これを見ると人生、全うするということはないように思います。だって、なんにもすることが無くなったらそれ自体が不満になるのですから」とコメントしたことが脳裏にあったから得たフレーズである。

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2008年11月23日 (日)

アンコールのバッハ反芻帰路につく芸術劇場冬の夕暮れ

アンコールのバッハ反芻帰路につく芸術劇場冬の夕暮れ

また、チケットを頂戴してしまった。今度は
都響、東京芸術劇場シリーズ『作曲家の肖像』 Vol.70 《ドヴォルジャーク》で曲目は
序曲『謝肉祭』 op.92
スラヴ舞曲 第1集op.46より第1番ハ長調、第8番ト短調 第2集op.72より第2番ホ短調
チェロ協奏曲 ロ短調 op.104

というプログラムだった。指揮が小泉和裕、後半のソリストにルートヴィヒ・クヴァント(ベルリンフィルの第1ソロ・チェリスト)を迎えたチェロ協奏曲がメイン・ディッシュである。

都響を生で聴くのは初めて、明るい音色だけれど第一バイオリンにもう少し艶と力強さがあったらなどというのが感想であるが、客席は満員、前半でもスラブ舞曲最後の曲をアンコール、後半がクヴァントによるバッハ無伴奏組曲第6番からサラバンド(これが上の動画、演奏はミーシャ・マイスキー)をアンコールという熱い拍手に応える音楽会だった。

アンコールのバッハを反芻しながら外に出て、帰宅してからYouTubeでこの曲を探し出したものである。もう少しロマンチックな演奏を聴きたければロストロポーヴィチのものがある。

ということで、バッハの祈り=サラバンドをしっかり記憶に刻み込むことができて満足な俺であった。

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「歌に生き、恋に生き」@マリア・カラス

プッチーニ「トスカ」の中の有名なアリアをマリア・カラスが歌っている映像である。カラスの最後のオペラ舞台=「トスカ」1965年コヴェント・ガーデン劇場の一年前の同じ劇場での公演、第二幕だけが映像で残されているものだそうである。

カラスってあんまりよく知らなかったし、声に癖があるので距離感があったのだが、BShi、ウイークエンドシアター ドキュメンタリー「カラス・アッソルータ 究極のカラス」を観て彼女の生涯を認識した。この番組の内容については

芸術家としてのマリア・カラスと、カラス自身が語るアイドルとしてのゴシップに満ちたマリア・カラスの人生を脚色することなく、残されている限られた映像や写真、音源を収集し、年表仕立てに紹介したドキュメンタリーに込められたマリア・カラスの真実に大きく感銘を受けた

と書かれているブログが詳細な番組ダイジェストを書いてくれているので、カラスの生涯に興味がある人は是非、ご一読を。偏見のまとわりついたカラスではなく真実のカラス像(と思われる)の参考になると思う。

そして、トスカの映像で残されている第二幕をYouTubeこのリンクから全7パートで楽しめることも付記しておこう。カラスの相手役警視総監スカルピアをティト・ゴッピ(知らなかった)が演じているのだが

美貌の歌姫トスカ(マリア・カラス)を籠絡するため、彼女の恋人を拷問にかけながら、ときにサディスティックに脅迫し、ときに猫なで声で優しく迫る、そのゴッビの姿と歌声は、権力を有する極悪人の脂ぎった迫力と「悪の魅力」を存分に表現し、思わず背筋が冷たくなるほどだ

と玉木茂之氏が評している(一部はBShiの上の番組で放送されていた)。
この映像は土曜日名曲アルバム、YouTubeからの最大の発見である。これからはカラスをYouTubeで折に触れて愉しむことにする。

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時々は自己を見つめて反省を今年の冬は寒くなるらし

2008111710140000 時々は自己を見つめて反省を今年の冬は寒くなるらし

自画像ならぬ自画写真である。先日、病院待ち時間の際に撮ってみた。撮った以上は駄歌をつけねばならぬ。

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2008年11月22日 (土)

原子力空母GW、初の一般公開/12月6日に横須賀基地

Amr0804071715007l1 昨日、たまたま車のラジオでこのニュースを聞いた。行こうかなあ、行きたいなあ。
理念は非武装平和、政策的に自衛隊肯定の俺だけど、写真を撮りたい、ガキの頃は人並みに戦争ファンだったのだ。

当日は正面ゲートからの入場。開門時間は正午から午後六時半(入場は午後五時まで)。艦船見学は正午から午後三時。入場時には身分証明書の提示を求められる可能性があるため、免許証、パスポートなどの持参が必要。小雨決行。

写真は、同空母は8月に横須賀基地に到着する予定で、同基地は、日本で初めて米原子力空母の“母港”となる。から勝手拝借、感謝です。

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国産がなべて安心日本人山形産のラ・フランスを買う

2008112011520000 国産がなべて安心日本人山形産のラ・フランスを買う

実際は買わなかったけど。洋ナシはあまり好きではないのである。

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黄落や団地住まひの三十年

Photo 黄落や団地住まひの三十年

2008111709100001 上はデジカメの写真、右はケータイ。同じ銀杏の黄葉でもこれだけ色合いが違うということを実感した。だから、もっと上等のケータイを買えばよかったと後悔などはしないけど。

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2008年11月21日 (金)

チケットを貰って出かけるコンサートチョン・ミョンフンを間近に拝む

Flyer 昨日の午後、知り合いから突然の電話。サントリーホールのチケットが余っているという。指揮者チョン・ミョンフンの名前を聞いて喜んだ。その後、ネットで検索したら、

「世界中で演奏する」-世界初演から20年を経て、作曲者の生前に果たせなかった約束が、今実現する。ツィメルマン日本で20年ぶりの協奏曲。それはポーランドが生んだ偉大な作曲家が、ツィメルマンのために書いた唯一のピアノ・コンチェルト。

というコンサートだった。曲目は

メシアン:ほほえみ (俺のメシアンレパートリーが増えました)
ルトスワフスキ:ピアノ協奏曲
チャイコフスキー:交響曲第6番「悲愴」
という組合せだった。よかったなあ、ラッキー、感謝もう一度感謝です。

しぶちんの俺がプログラム500円を購入して、客席で(老眼鏡も無しで)メシアンとルトスワフスキの予習。メシアン:ほほえみはモーツァルトへのオマージュ、ルトスワフスキの協奏曲は今回のコンサートのように普通のコンサート(現代音楽祭とかではなく)で演奏されることを作曲家は願っていたという。

そして開演。
メシアンの曲は静謐と興奮の対立的な小品、メシアンらしく音の快楽に満ちたチャーミングな曲をチョン・ミョンフンが息づかいが聴こえてくるような丁寧な演奏をする。11列16番(S席!)だからチョン・ミョンフンの背中の表情がくっきり見える位置だったのも嬉しかった。

そしてルトスワフスキ。ピアノの音がちょっと小さいかなあと思う始まりだったが切れ目無く続く4楽章で最後は大音響で終結する。会場は(俺もそうだったけど)拍手の嵐。ショパンをアンコールしてくれないかなあと思いながら拍手したけど、矢張り無理。あれだけの演奏をしたのだから大事に持って帰りなさい、僕も困憊したよということだ。

そして悲愴。やっぱり生の音楽はいい。コントラバスの出だしがはっきり聴こえて、その上で始まるファゴットのメロディ。後はご存知の展開で終楽章で曲は絶命する。チョン・ミョンフンのオケ的確グリップの下、弦楽器も体ごとうねらせて曲を表現する(特に第2バイオリン先頭列の女性)。ついでながら、なぜか知らないが第3楽章の最終部分でビオラ最後列の茶髪男性がステージから逃亡してしまったのが不思議だった。

終われば拍手、ブラボーの声も。スタンディングオベーションのおばさんたちも何人かいた(ミョンフンフリークは当然ながらいるんだ)。

いやあ、ありがとう。よかった。このコンサートもチケットを頂戴した恩義も一生忘れません。
俺のいくつか後ろ、通路の傍の一番いい席にソニーのあの大賀さんがいらして満足顔でした。京都市響の指揮者(ネット検索して判明→井上道義さん。今は京都を離れたようだ)もロビーでお見かけした。ポーランド(多分)の金髪美人も何人かいたなあ。

ということで、現代曲+チャイコフスキー、ご満悦のプログラムでした。
残念なのはYouTubeで「メシアン:ほほえみ」「ルトスワフスキ:ピアノ協奏曲」を随分探したが見つからなかったことだけである。

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2008年11月20日 (木)

日本が危ない!!「国籍法改正案」

01l 昨日まで知らなかったのだが、こんなことがネットで話題になってたんだなあ。
背後で糸を引く連中がいるのか、ウヨクの人は「複雑なことを単純化」するのが好きな乗せられやすい人たちなのか、それとも、社会不安現象と捉えるべきなのか、アバミーで質問を作ってみた。

画像は探偵ファイルから。また、アバミーでの二重国籍是非質問スレッドも参考まで。

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冷え込みて富士美しく遠望すケータイ写真うまく撮れねど

2008111909370000 冷え込みて富士美しく遠望すケータイ写真うまく撮れねど

聖蹟桜ヶ丘駅前ヴィータから撮影。多摩ニュータウン、丹沢越しの富士なのだが、ケータイはこんなものなのかそれとも俺の腕なのか。デジカメを持って来ればよかった。

昨日で「Word悠々マスター」(4h・4h・2hコース)終了。俺の企画コースなのだが生徒さん3人が来てくれたのが嬉しかった。教えることで逆に色んなことを教わる。もっとわかりやすくもっと易しく教えねばとピンボケ富士を見ながら思うのである。「Word虎の巻」 ご参考。


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2008年11月19日 (水)

週末の時雨上がれりようやくに団地の秋は光に溢れ

Photo 週末の時雨上がれりようやくに団地の秋は光に溢れ

今年の秋は天気に恵まれていないような気がする。週末になると雨、そんな中で月曜日は久しぶりに好天だった。写真は多摩ニュータウン一番の紅葉の名所と俺は思っていて、「楓通り」と勝手に命名している通りである。

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ところで、昨日はパソコンボランティアの日。相談に来たオジサンに①リンクのクリック②戻るボタンのクリック③キーワード入力検索をお教えして喜ばれ、一緒に「ちあきなおみ 紅い花」YouTubeを楽しめたのが嬉しかった。

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2008年11月18日 (火)

へらへらと笑う総理を戴いて日本の秋は美しく逝く

Photo_2 へらへらと笑う総理を戴いて日本の秋は美しく逝く

新テロ法採決など拒否、民主が方針…初の党首会談不調のテレビニュースを観ていたら浮かんだ歌である。
写真は多摩中央公園内の旧冨澤家住宅で昨日撮影したもの。

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不景気のニュースばかりや秋惜しむ

Photo 不景気のニュースばかりや秋惜しむ

昨日は多摩ニュータウン錦秋撮影吟行。写真は多摩中央公園ダイエー隣である。下のグーグル写真では空き地になっている所にダイエー他がテナントのショッピングセンターが出来た。ショッピングセンターの隣が公園という面白い取り合わせである。

「秋惜しむ」で句を得たいなあと思って撮影したが、さっき、駄句となった。短歌と違って俳句は言い尽くさなくてもいいから楽だ(という感想は不遜傲慢であるが)。

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ケータイで新聞記事をスクラップ賢き政府出来るを念じ

2008111709180000 ケータイで新聞記事をスクラップ賢き政府出来るを念じ

昨日の日経「経済教室」安念潤司からスクラップした写真である。これで見ると日本の政府の規模は他国に比して十分に小さい(アメリカが大きいのが意外)。「経済教室」はこの点を指摘した上で問題は官僚の閉鎖的体質だ、身分官僚制の打破をと主張している。
麻生首相は三年後に消費税導入、但し徹底した行政改革の後にと発言したけれど、こういう事を(当然に)踏まえているんだろうなあ。

2008111709190000 もう一つ、同じくケータイでスクラップした記事、これは日経記者のコラムからである。
これで見るとバブルには(1929年の大恐慌もバブル崩壊の結果であった)格差拡大がつきもののような気がする。格差是正を主張したオバマ大統領の登場は歴史の必然みたいな感もある。そして、オバマ大統領登場でニュー・ニューディール政策などという期待もあるようだが、池田信夫Blog「ニューディールの神話」が下の神話の「ウソ」を論証している。

* 神話1:大恐慌をもたらしたのは「有効需要の不足」であり、金融政策は効果がなかった
* 神話2:ケインズの提案した財政政策をルーズベルトが「ニューディール」で実施して、アメリカは大恐慌から脱却した
* 神話3:ピグーなどの「古典派経済学者」は賃金を引き下げれば失業は減ると主張したが、賃下げは不況を深刻化した

そして「要するに大恐慌のような金融危機では、総需要(特に投資)は現金残高や相対価格(特に賃金)の歪みに制約される従属変数であり、需要を操作するだけで不況から脱却することはできない。重要なのは、金融システムを立て直して信用収縮を止めるとともに、ケインズの強調した「アニマル・スピリッツ」のような将来に対する期待を高めて投資を増やすことだ」と①金融システムの立て直し②将来に対する期待再設定が処方箋だとしている。
難しいことはわからんが、世間受けするのはニュー・ニューディールなのだろうなあ。それを通じて②将来に対する期待再設定も可能かもしれない。

ところで、上の記事にあるロバート・ライシュはクリントン政権の労働長官で「暴走する資本主義 」の著者であることを知った。図書館にリクエストして読むべき本かどうか考慮中。

※「暴走する資本主義」でググったらライシュのインタビューを発見。彼は「スーパーキャピタリズムによる弊害を解決するためには、企業を人間と見なさない政策が必要だと考えている。企業はカネ儲けのマシン、あるいは契約書という紙切れにすぎないのだから、人間のような義務や権利を付与してはならないのだ」として例えば①法人税の廃止②企業の社会的責任幻想からの脱却を唱えている。やっぱり読んでみよう、この本。

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2008年11月17日 (月)

生真面目が取り柄なれども豊真将強くなれない相撲の悲し

生真面目が取り柄なれども豊真将強くなれない相撲の悲し

入幕以来彼に注目しているのだが、先場所休場した後の今場所は前頭下から二枚目で3-5と負けが込んでおり幕内陥落ピンチである。
学生時代に病気で三年間相撲から離れていたが思い断ち切りがたく錣山部屋に入門したという苦労人で

性格は、真面目・温厚・人見知りしないと自他共に認めるもので、そのためファンサービスも良い。武士を思わせる堂々とした風貌で、また勝ち負けに関係なく、取り組み後に深々と礼をする所作が清々しいという声も多い

力士である。その性格の善さは上の動画を見ただけでお判りになるだろう。なんとか勝ち越して欲しい。幕内に残って欲しい。あの大相撲協会のことだから最終的には何とかなるだろうと思ってはいる。

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「あれでいいんだ同好会」を考える

Img_message 田母神問題の本質とは何だろうか?(アバウトミーラリー参照)と思う。歴史認識の問題(自虐史観vs国粋史観の対立)であると言うにしては「大東亜戦争を起こしたのはコミンテルンの陰謀だ」はお粗末陰謀論にすぎる。また、「言論の自由は自衛隊員にもある。それを圧殺するなら北朝鮮と同じだ」と元空幕長は主張しているが、肩書き付きで発表されることがわかっている政治的論文を上司の許可も得ずに発表するような人物には言論の自由云々以前に組織人としての義務を全うしてほしい。彼は、定年勇退前の最後っ屁で確信犯的に(どうせ処分などできないだろうから問題を起こしてやれ)実行したのではないか。

本当なら、今回の問題を契機に「民主主義国家における軍人教育のあり方」を徹底的に組織的継続的に追求するべきだと思う。憲法違反日陰者の自衛隊、それでも、一朝事あらば生命を賭けて戦わねばならない自衛隊員、彼らがどんな思いで今回の問題を見たのか、不毛な自虐史観vs国粋史観の対立を乗り越えて自衛隊員にどういう動機付けを持たせるか、この問題が一番大きいのではないか。

ところで、元空幕長はひらたいわかりやすい世間受けする言葉が好きな人物である。彼は自衛隊員が不祥事を起こした際に

 従ってこのような場合上級司令部等は隷下部隊等を護る発言をすることが大切である。事故を起こしたことは謝罪するにしても、少なくともそれに対する隷下部隊等の対応については「あれでいいんだ」と言わなければならない。

と書いているが、見方が手前勝手で浅すぎる。公務員が不祥事を起こした以上、原因究明・再発防止策を役所(自衛隊を敢えて役所と呼ぼう)が検討対処するのは当然である。自衛隊は軍隊である以前に国民の血税で養われている役所なのだから国民に不利益を与えることは許されないのだ。それを彼は無視している。

そしてまた、

犯罪白書によれば、千人あたりの日本国民全体の刑法犯は平成11年から13年まで22.9、25.7、28.1であるが、自衛隊の刑法犯は、4.0、 4.4、4.9とその約6分の1である。しかも25万人の平均年齢は35.1歳と若く、20歳そこそこの若者を数多く抱えた組織であるのにである。高校等 において全く先生の言うことをきかなかった者が自衛隊に入って数ヶ月もすると礼儀正しい立派な社会人になるのを見るにつけ自衛隊は素晴らしい教育機関であ ると思う。

などと手前勝手な理屈を述べているのだ(乱暴者を数ヶ月で立派に教育して刑法犯は一般国民に比べて6分の1。どうだスゲーだろうというアホ自慢がありありである)。

「あれでいいんだ」などということはあり得ない。自衛隊をどげんかせんといかん。憲法違反ではあるけれど日陰者にしたらアカン。一人前の軍隊である。それをきっちりした役所(ああ、社会保険庁その他と溜息が出るが)にして尚且つ精鋭軍隊にせねばならない。何兆円も費やしている自衛隊を張子の虎、税金の無駄使いにしないために。忘れるな、自衛隊はあの程度の人物がトップを務める組織だったのだ。

※写真は清々しい田母神・航空幕僚長 - Pの視点から勝手拝借しました。感謝です。

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2008年11月16日 (日)

秋深む高尾山頂人の波

Photo 秋深む高尾山頂人の波

シーズン真っ盛りの高尾山にこんなに人出があるとは知らなんだ。曇天でこれだから晴天だったらもっと凄いことだろう。

Photo_2 待ち時間四十分と聞かされて奇術眺めてケーブルを待つ

「京王マジッククラブ」という団体がケーブル駅の前でショーしてた。京王電鉄社員の愛好クラブであろうか。

Photo_3 雑踏を行くがごとしよ高尾山カレーうどんをすすりて歩く

弁当を買っていくのを忘れた。高尾山駅で何かあるだろうと思ったら大間違い。飲食店への義理立てなのかそれともゴミが出ないようにしているせいなのかわからぬが弁当は高尾山駅では売ってないので要注意。
写真は例の高速道路、高尾山中トンネル。中央道から圏央道へのジャンクションである。

Photo_4 煩悩の百八つ石段のぼりきりお参り申す天狗の山に

Photo_5 尾根つたふ山の小道や冬紅葉

帰りは4号路を採った。吊り橋を歩きたかったから。

Photo_6 浄土へと参る道かや冬ざくら

ケーブル駅前広場で冬桜が咲いていた。最近、新しく買ったケータイのボイスレコーダーを句歌メモで活用しているのだが、「冬桜」で句がなかなか浮かばず、上の句はさっきテレビで「浄土が地上に現れた 復元 宇治平等院」を観て、ようやく句になったものである。

Photo_7 高尾山ふもとの紅葉うつくしく曇天なれど満ち足り帰る

麓のケーブル駅から京王線へと戻る途中の紅葉が一番綺麗であった。人生、そんなものである。

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2008年11月15日 (土)

音楽に皆メッセージあり十六夜はピアノ重奏「カルメン」を聴く

Photo 音楽に皆メッセージあり十六夜はピアノ重奏「カルメン」を聴く

Photo_2 昨夜のヴィータ・マンスリーコンサートは「音の絵本 絵とおはなしを2台のピアノで カルメン」@パッソブレンド。このグループは「結成15年、アンサンブルを中心として活動しているピアノグループ」だそうで、15人以上のメンバー在籍、昨夜はそのうちの5人による演奏会だった。

カルメンはパソコン画像が大きく映し出されて語りも面白く興味深い演奏だったが、(これは俺の先入観だけど)カルメン自体が陰惨な話なのでいまいち楽しめなかった(ゴメンナサイ)。

それよりも、面白かったのは「スカラムーシュ」ミヨー。中でも最後に演奏された「ブラジルの女」がラグタイム風リズム、野生的な曲で楽しめた。演奏も(プログラムでは個々の方のお名前がわからない)アフロヘヤーの女性が素敵、歌心あり、花ありで堪能した。

Photo_4 連弾あり、重奏あり、語りあり。音楽には皆メッセージがある。演奏者の皆様のそれぞれの思いが伝わるコンサートだった。そして、外に出れば明るい十六夜の月。今日も俺の愉しい一日であったことを仏様に感謝しよう。ついでながら、来月は右のクリスマスコンサートである。

ところで、YouTube検索して「スカラムーシュ ブラジルの女」D.Milhaud/Brazileira from Scaramouche for 2 Pianos
Julius and jiae Kim / piano duo を見つけたので埋め込んでおこう。音楽って愉しいね。

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2008年11月14日 (金)

秋元順子 愛のままで・・・♪

昨日のクローズアップ現代「演歌の逆襲」で知った還暦デビュー歌手、秋元順子

歌手生活の始まりはハワイアンバンドであるが、スタンダードジャズやシャンソン、カンツォーネ、ラテン、
ポップス、民謡、歌謡曲…
などジャンルを問わず幅広くライブ活動をする中、デビュー曲「マディソン郡の恋」と出会い2004年4月にインディーズで発売。
映画「マディソン郡の橋」をモチーフにした切ない大人の恋物語を、ルンバのリズムにのせた哀愁溢れるアレンジと、秋元順子の伸びやかで心に沁みる歌声が一度聞いたら忘れられないと大評判に。
インディーズ発売直後から口コミで広がり、有線問い合わせランキングで連続1位になり、
2005年7月メジャーデビュー。

だそうである。YouTubeで探して聴いてみた。美空ひばりの穴を埋めるような感じもあるが、しっとりしてなかなか聴かせます。

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Summertime In Venice - Jerry Vale

今朝のネットBGM映画は「旅愁」デビッド・リーン×キャサリン・ヘップバーンである。
なんだかんだ言っても映画は役者で観るものキャサリン・ヘップバーンの存在感と演技が素晴らしい往年の名画(何回も鑑賞に耐えるという意味での)だ。そして、ベネチアの観光PR映画でもある。

そこで音楽。なんというタイトルの曲だっけ、と作曲者アレッサンドロ・チコニーニでYouTube検索して見つけた。映画では(この甘いけど少々下品な)ボーカルはついていない。

なにはともあれ、古き良きアメリカ1955年の映画である。オバマでアメリカは再生するだろうか。
田中ニュース「世界通貨」で復権狙うイギリスから一部転載。
ブッシュは反英的だが、次期大統領のオバマはどうか。オバマは11月15日のブレトンウッズ2のG20会議には出席せず、会議が開かれるワシントンDCに も来ない(G20出席の各国首脳と一切会わない)ことを表明した。G20では、アングロサクソン的な自由市場原理にこだわる米国(米英)と、欧州大陸型金 融にこだわる欧州とが対立し、そこにBRICなどの独自の思惑も絡んで、全く議論がまとまらないだろうと予測されている。オバマは、そんな混乱した会議に 出席して就任前に言質を取られてしまうより、会議場に近づかない方が賢明だと思ったのだろう。

Thumb

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株安が続けど紅葉照り映えて過ぎゆくは秋人生の秋

Photo_2 株安が続けど紅葉照り映えて過ぎゆくは秋人生の秋

毎朝プールに通っているのだが、昨日は久しぶりの好天、プールの帰りにケータイ撮影した写真である。
そこで、これを機会に話題のグーグルストリートビューにリンクさせようと考えて埋め込んでみた。
大きな地図で見る地図も埋め込めるだろう、多分。

大きな地図で見る

なるほどこうなるのかと我がブログを眺める俺である。

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2008年11月13日 (木)

ケータイで写真を送る技教え消化不良で今日は終れり

Photo_2 ケータイで写真を送る技教え消化不良で今日は終れり

昨日は「パソコン悠々マスター」(4h+4h+2h)の二日目。一日目でWinodws基本概念・操作、日本語入力基本を教えた後の二日目である。
午前はWord文字化粧(修飾)の概念と操作。すなわち、概念と操作をごっちゃにしたらあかんよ、俺のような上手な講師は操作だけをペラペラ教えるのではなく、きちんと、理屈(概念)、手順、それから操作と順を追って誠実丁寧に教えるんだから。と迫って、Photo_3生徒さんも納得、理解が届いたようで嬉しかった。

ところが、午後、写真をケータイ→(メール)→パソコンでメール受信→添付ファイルをピクチャフォルダに保存→Wordに挿入の流れを説明・実演したのがいまいちの理解だった。
難しすぎるのか、はたまた、俺の教え方がヨクナイのか、とにかくも消化不良で昨日は終ったのであった。

写真は同日同時刻、公民館ギャラリーでやっていた絵手紙展のケータイスナップである。
仏様、ボクに勇気をチョーダイ。

※ということで、「パソコン悠々マスター虎の巻」 を作った。皆様のご参考まで。

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2008年11月12日 (水)

Evgeny Kissin & Karajan - Tchaikovsky Piano Concerto

先日、東京MXテレビが放送していた演奏だが、YouTubeを探すとやっぱり、あった。

このときキーシンは17歳、カラヤンは晩年80歳この僅か半年後に、カラヤンはこの世を去ってしまう。そう、これはカラヤンの、最後の映像作品でもあるのだ。

キーシンはもっと速く弾きたかったのだが帝王がそれを許さなかったとキーシンが語っているのをBShiのカラヤンドキュメントで見たばかりである。そのせいか、ギクシャクした演奏のように俺は聴いてしまう。
それはともかく、演奏に先立ってのステージ登場のキーシンがコチコチ、直立不動である。ここだけでも一見の価値がある映像なのだ。

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今日はまだ一首ができぬ昼下がりうたた寝すれば夕暮れとなる

Photo 今日はまだ一首ができぬ昼下がりうたた寝すれば夕暮れとなる

昨日の午後はパソコン・ボランティア。障がい者の人たち向けの相談ボランティアだ。
そして、反省が2点。
①VISTAのパスワード入力不可の件
帰宅してから引き続きネット検索したけど、パスワードを忘れてしまったらどうも、Windows再設定しか対策は無いようである(WindowsXPのように誰でも知っているセーフモードでのAdministrator権限でのログインなど許してはくれない参照)。当然といえば当然の話しだけれど、入力チェックで大文字小文字の区別をしてるようだからそこに一縷の望みをつなぐことにする。
②Word タブ/リーダの件
うろ覚えでなんとか対応したけれど帰宅後のネット検索「WORD タブ リーダ」で非常にわかりやすいサイトを発見。次回、見えたときにURLをご案内しよう。

ということで、昨日の午後は駄歌に反してたまたま、うたた寝などはしなかった昼下がりであった。

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2008年11月11日 (火)

新書マップ

Public_eye_001 「世間と社会、どう違う?」という質問を作ろうと思って「世間 阿部」でググっていたら「新書マップ」なるサイトに出会った。興味あるテーマを入力するとそれに関連する新書を表示してくれる機能がある。分厚い本キライ、新書大好きな俺にはぴったりだ。精々利用させてもらおう。

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十分も歩けば田園柿の道地産地消のJAの店

Photo 十分も歩けば田園柿の道地産地消のJAの店

多摩ニュータウンの南端を横山という低い丘陵が走っていて、ここを越えると川崎市麻生区黒川である。黒川の田園地帯を柿の木や烏瓜を見ながら歩いていった先にこのJAの店がある。スーパーではなく農産物直売所、地元の産物を売っている店だ。

Photo_2 その店で、この禅寺丸柿を見つけた。 川崎市麻生区原産の品種。別名、王禅寺丸柿。不完全甘柿。日本最古の甘柿の品種と言われているそうだ。買おうかなあと思ったが、あんまり柿は好きではないので止めた。小ぶりであんまり甘くはなさそうである。

「柿生ふる柿生の里 名のみかは禅寺丸柿 山柿の赤きを見れば まつぶさに秋は闌(た)けたり」北原白秋があったり、王禅寺境内に禅寺丸柿の原木があるそうである。ご縁があったら訪ねてみよう。

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2008年11月10日 (月)

昭和ブルース

「若者たち」つながりでどうしても聴きたくなった一曲。天知 茂(1974) だが、ホントはザ・ブルーベル・シンガーズの演奏を埋め込みたかった。こちらも静止画像(レコードジャケット)だが、

1969年9月発売。
東映映画「若者たち」の主題歌で天知茂のはオリジナルではない。
レコードジャケットに写っているのは、左から 佐藤オリエ、田中邦衛、山本圭、橋本功、松山省二。

とYouTubeにコメントがある。クラーイご詠歌みたいな曲であるが、あの70年安保の時代の雰囲気の思い出の曲ではある。

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XPでVistaの人にパソコンを教える奇術挑戦したり

Photo_80 XPでVistaの人にパソコンを教える奇術挑戦したり

写真は聖蹟桜ヶ丘駅前の複合施設ヴィータ・コミューネ。この建物の七階が公民館で、昨日はそこで「Word悠々マスター」(4h+4h+2h:俺の企画コースだ)の初回を務めた。三人の女性が生徒さんだったが皆さんご自分のPCはVistaである。VistaそのものよりOffice2007の方が画面顔つきが相当変わったので難儀である。

そこで、ネットを色々検索した結果、ワード・Word 2007の使い方及び同じサイトのWindows Vistaの使い方」が一番わかりやすいということに到達したけれど、もっといいものがあれば教えてたもれ。※しぶちん俺のPCは当然ながらXPである。

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2008年11月 9日 (日)

「若者たち」 ザ・ブロードサイド・フォー(1996年)

往年の懐かしきテレビドラマ→映画「若者たち」の主題歌である。これを演出、監督51ujwg1umzl_ss500__2した森川時久が監督した「不撓不屈」(TKC宣伝映画だったけど結構楽しめた)を観て、この曲を聴きたくなったので埋め込むことにした。映像が不鮮明なのが気に入らないけど我慢してほしい。

それにしても、「若者たち」は懐かしい。佐藤オリヱ、憧れのオネエサンであったのだ。

※2011.4.26追記→上のYouTube動画が再生不可になったので新しい動画を埋め込んでおく。

この映画、BS放映されたので感想記事、ご笑覧を。

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利己→利他→無政府主義(政策的には保守主義)

Photo またまた人生方程式、改訂である。
人生=利己(損得、好き嫌い)+諸行無常(快楽)というのが最新版だったが、今から思うと、諸行無常(快楽)というのが意味不明(唯識に影響されすぎた)だった。アバウトミーで「ウヨクとサヨク、どう違う?」という質問をしてコメント頂戴したお陰で下のように改訂することができた。

人生=利己(損得、好き嫌い、支配欲)+利他(計算、快楽)
     =感情(欲望、喜び、悲しみ)+理性(計算、快楽)

この方程式のココロは

①人生は利己と利他のバランスの上に成立する。ただし、利己と利他とは対立関係になく、相関関係にあり、

②基本は利己(損得、好き嫌い、支配欲)。利己・感情・快楽全てを秤にかけて将来予測も含めて計算した結果(これが理性の働き)、有益と考えれば利他的行動に出る。すなわち、利他は利己の生成物である。

③他方、利己と利他の支点の働きをなす理性と(その対立物と思われている)感情との相関関係で人生を見ると、人生=感情(欲望、喜び、悲しみ)+理性(計算、快楽)と表現できる。ここはスピノザから頂戴した。
スピノザは感情の療法(感情の力学的抑制)を提唱する。感情は理性で抑えられない(我慢するな)。感情を抑えるには、それに反対的で、しかもより強力な感情によらなければならない。
そのためには、まず感情を明瞭・判明に理解することが肝要(理性知・直観知)で、その限りで感情は我々によって支配することが出来、受動感情(想像知に基づく感情)は能動感情(理性知・直観知に基づく感情)に変わる。

④このようにして、利己・利他・感情・理性の全ての働きによって生まれるものが最大の快楽である。

となる。俺の言いたいことは伝わったかなあ。ひとりよがりみたいな気がちょっぴりするが、駄歌旧作を掲げておこう。

 おまえとはいつかどこかで決着をつけねばならぬ我が裡のエゴ

ということで、上記の思考を縦軸(利己、利他)に込めて、横軸に定番価値観対立(国家vs個人)をとれば下の政治信条相関マップとなるのである。冒頭に掲げたマップより哲学的進化を遂げていることを賞味頂ければ嬉しい。Photo

かくして俺は理念的には無政府主義者、政策的に(世界連邦共和国への道は未だ遼遠なり)保守主義者である。大昔は真っ赤だったのに。

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2008年11月 8日 (土)

ヒットメドレー@雪村いづみ×ペギー葉山(1987年)

抒情歌のビデオが薬認知症ときにいらだつ姑に聴かせる」といういつものパターンで、衛星第2 「BS永遠の音楽   叙情歌大全集」を再生していて、ペギー葉山(本名:森 繁子[もり しげこ]、旧姓:小鷹狩[こたかり]、1933年12月9日 - )の高齢にもかかわらずの伸びやかな歌声に感心して、YouTubeを検索して発見した掘り出し物である。曲目詳細をコピペしておく。

 懐かしのヒット・メドレー人生は振り返る闇思い出ばかり

雪村いづみ、ペギー葉山(1987年)
※二人の35周年記念のスペシャルメドレーです
(編曲:前田憲男)
我が心に歌えば
青いカナリヤ
センチメンタル・ジャーニー
プリデンド
嘆きのワルツ
チェリーピンクマンボ
マンボイタリアーノ
町の小さな靴屋さん
チャチャチャは素晴らしい
エデンの東
モッキン・バード・ヒル
ラ・ノビア
四月の恋
マイ・フーリッシュ・ハート
魅惑のワルツ

シークレット・ラヴ
学生時代
南国土佐を後にして
セブンティーン
ヘイ・グッド・ルッキン
ケ・セラ・セラ
ジャンバラヤ
ドレミの歌
慕情

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2008年11月 7日 (金)

サヨクとウヨク、複雑と単純

アニメにほとんど興味はないのだが「哲学的な演出」という言葉に惹かれて、ハイビジョン特集「映画監督 押井守 妄想を形にする~新作密着ドキュメント~」を観て、面白かった。

押井 守(おしい まもる、1951年8月8日 -とあるから、団塊の世代からはちょっと下だけどほぼあの世代(俺の世代)と言っていいだろう。番組は、新作「スカイ・クロラ」に到るまでの
押井守の軌跡を描くものである。「アニメは現実から離れると単なる妄想になってしまう」と押井は考えてアニメでリアリズムを追求する作家のようである。

そこで、「押井守」で検索したら、「一見難しそうな話をすることで「難しい=価値がある」と誤解している人々をだまくらかし、不当に高い評価を得ている極悪人だ」との評価もある。なるほど、「簡単なことを難しく表現」するというのは言い得て妙である。そこで、

サヨク=簡単なことを難しく表現する人
ウヨク=複雑なことを単純に表現する人
と整理するのもあるなあと思いつつ、アバウトミー質問「どれが最も悪質ですか?」してみた。

例の「嘘やねつ造は全く必要がない。個別事象に目を向ければ悪行と言われるものもあるだろう。それは現在の先進国の中でも暴行や殺人が起こるのと同じことである。私たちは輝かしい日本の歴史を取り戻さなければならない」という田母神氏の主張も、大東亜戦争に到るまでの経緯、原因といった複雑な事情を「輝かしい日本の歴史」という単純な表現に還元することなのだろう。もちろん、サヨクの主張「大東亜戦争は侵略戦争だった」についても同様のことが言えるのだが、戦場が他国の領土かどうかという単純な基準で考えると侵略という表現に分があるのは否定できない。

※もうひとつ、ウヨク(
=複雑なことを単純に表現する人)の事例。
「大東亜戦争が、白人による植民地支配からの解放戦争であることは事実だ」というのは
複雑なことを単純に表現する一例。
正確な表現では、「大東亜戦争が、白人による植民地支配からの解放戦争と一部、結果的になったことは事実だ」である。

それはともかく、表現というものはたしかに難しい。全ての表現は結局、レッテル貼りと単純に受け止められる可能性があるのである。言葉を使わない表現=音楽の優位性をドビュッシーを聴きながらあらためて思うのだ。

最後に、ついでながら
押井守を知らない人のためにYouTube「アニメ監督・押井守からのメッセージ~新作密着ドキュメント~」である。

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サンタクロース早くも街に現れて紅葉並木を眺めて帰る

2008110611590000 サンタクロース早くも街に現れて紅葉並木を眺めて帰る

今日は立冬だけど、このサンタ、立冬前から(十一月から?)出動していたんとちゃうかなあ。ご苦労なことである。紅葉はまだこれからなのに。2008110610480000

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2008年11月 6日 (木)

Mahler Symphony no. 1, 4th mov. Eschenbach

オバマ大統領誕生を祝して、「巨人」マーラーの終楽章である。Orchestre de Paris
Christoph Eschenbach, conductor Recorded at la Salle Pleyel, Paris - 2007

大統領選挙に関するテレビ報道を見て、①これまで諦めて一回も投票したことがなかった貧しい黒人女性(52)が初めて投票所に足を運んだこと、人種偏見を乗り越えてオバマに一票を投じた白人労働者の存在などを知った。
一方、②オバマは「イラクよりアフガン。ビンラディンを殺してアルカイダを抹殺する」と演説している。

アメリカの大統領は「戦争遂行と貧困対策の二正面作戦」を迫られる存在だということをオバマはジョンソンの轍を踏むか?を踏まえて思い起こしておこう。巨人アメリカと同盟国ポチであることしか許されない我々のために、Yes we can changeと信じつつ。

下は「巨人」終楽章後半である。

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テレビには名演説があふれたり一応信ずYes We Can

Apx200811050018 テレビには名演説があふれたり一応信ずYes We Can

写真はオバマ支持者、各地で歓喜 「バイバイ、ブッシュ」から勝手拝借した。昨夜のテレビニュースは夕方、7時・9時のNHK、その他一応チェック済み。テレビはオバマ歓喜の嵐である。

そして、へそ曲がりの俺がネットで少数派言論を探すと、こんな記事が目に入った。

オバマ陣営は史上最多の310万人から前例がないほど多くの小口献金を集めたと信じられている。オバマ陣営の選挙責任者デビッド・プルーフェの話では、一 人あたりの平均献金額は100ドル以下とのこと。しかし、ワシントンポスト紙が連邦選挙管理委員会のデータを調査したところ、200ドル以下の「少額献金 者」は献金者全体の4分の1に過ぎないことが判明している。これは、ジョージ・ブッシュの2004年度再選キャンペーンよりも少ない比率だ。

ん?テレビや新聞の報道はウソなのと思いつつ、これを書いたエミー・グッドマンという人を検索すると

「アメリカのラジオで真実を毎日伝えているのは、ここだけだ。こんなことを書かなきゃならないなんて、情けない!エミー・グッドマンは国の宝だ。」マイケル・ムーア
エミー・グッドマンは、北米500局以上で放送されている、非営利独立ニュース番組「Democracy Now!」の司会制作者です。「Democracy Now!」は大資本による「マスメディア」とは異なり、各種コミュニティ・ラジオ局や衛星放送、ケーブルのパブリック・アクセスTVチャンネル、インター ネットなど、さまざまな形態の非営利の公共放送が協力した全国配信ネットワークのさきがけであり最大のものです。視聴者のサポートが運営の大きな力です。

というものを見つけた。何が真実でどこまでがホントウなのかわからないけど、ともかく、へそ曲がり、少数派報道が熱狂にかき消されない国こそが健全な社会である。どうだ、名演説だろう。

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2008年11月 5日 (水)

米軍の裏金1兆ドル?

Photo_3 情報源は例の田中ニュースだ。一部転載する。

注意せねばならないのは、米英中心の世 界のマスコミの論調は、英国や米の軍産複合体が操作している部分があるということだ。また、軍産英複合体は1980年代以来、毎年の米政府の軍事費の一部 を「隠し金(ブラックマネー、機密費)」として秘密裏に蓄え、それで諜報作戦をやっているが、その総額はおそらく1兆ドル近い。この金で、世界の株価を操 作することが十分に可能だ。(関連記事)

 隠し金は、無数にある国防総省の下請け企業への発注費用として捻出され、おそらく無規制なタックスへイブンに蓄えられ、ヘッジファンドが運用している。 軍産英複合体が、ロシアの株価を暴落させることなど簡単だ。アジアからロシアに波及した1997年の国際通貨危機も、彼らの仕業かもしれない。冷戦終結か らあの危機まで、米政府は経済主導で動き、軍事産業は縮小・統合させられ、イスラエルはパレスチナ和平(オスロ合意)を飲まされていた。しかしアジア通貨 危機後、98年に米国はアフガニスタンのタリバンを「味方」から「敵」にレッテル貼り替えし、同年にはネオコンやチェイニーらが結束してイラク侵攻を主張 するPNAC(アメリカ新世紀プロジェクト)を組織した。PNACメンバーの多くはブッシュ政権の高官に就任した。

アメリカだって当然ながら裏金はある。しかし、それが 1兆ドルという規模だとすると、アメリカの民主主義や大統領選はいったい、なんじゃいな、と思う。誰かウラをとってくれないか。

※写真は4日、米シカゴの投票所で、投票したことを示す紙を記者団に見せるオバマ氏=ロイター

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日本にもヴィーナスおわす縄文に円空仏の慈愛の笑みに

Photo 日本にもヴィーナスおわす縄文に円空仏の慈愛の笑みに

今朝のBGMは「にっぽん心の仏像 知られざる仏50選」
この番組の第一番目に円空をとりあげていた。この仏師を知ったのは今年の夏、たまたま新宿の京王線からJRへの乗換え口で(横浜そごう美術館の円空展掲示 だったかな←見逃した、残念)、ほーう、魅力的な笑みだなあと思いつつ通り過ぎたのが最初の記憶だ(それ以前にも見たことはあるかもしれぬが)。ウィキか ら一部を転載して円空を紹介する。

円空(えんくう、寛永9年(1632年) - 元禄8年7月15日(1695年8月24日))は、江戸時代前期の天台宗の僧であり、「円空仏」とも呼ばれる独特の作風を持った仏教彫刻で知られる。

生涯に12万体の仏像を彫ったといわれ、飛騨、美濃地方の各地に円空の作品と伝えられる木彫りの仏像が数多く残されている。うち岐阜県内にあるものだけで1,000体を数える。多作だが、雑なものはなく、作品のひとつひとつがそれぞれの個性をもっている。

円空仏はゴツゴツとした野性味に溢れながらも不可思議な微笑をたたえていることが特徴で、一刀彫という独特の彫りが円空仏の個性を引き立てている。円空から後代の木喰も同様に日本各地で造仏活動を行っており、柔和で穏やかな表情の微笑仏は円空仏と対比されている。

上の写真は円空連合/円空の魅力から拝借転載。慈愛に満ちた微笑が不思議な雰囲気を醸し出している。

Photo_2 そして、今朝、共通の魅力が縄文のヴィーナス(1986年9月に八ヶ岳山麓の長野県茅野市米沢に位置する棚畑遺跡から発掘された大型土偶)にもあることに気づいた。左の写真は「ヴィーナス」縄文の造形(Ⅱ)消えがてのうたから拝借転載した。

駄歌にするために無理矢理結びつけた感もなくなはないが、ともかくも、仏心が俺にもつき始めた徴しかもしれない。

 人生の先が見えたか見えざるか仏心の微かに兆す

「にっぽん心の仏像100選」なる書籍も出版されているようなので、まずは図書館にリクエスト→内容確認した上で、仏めぐりのガイドとして購入することにしよう。しぶちんの時を愉しみ仏様拝観の旅いつの日か出む。

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2008年11月 4日 (火)

アメリカと創価に縛られ自民党身動きできずバラマキばかり

Photo166753 アメリカと創価に縛られ自民党身動きできずバラマキばかり

アメリカは大統領候補に人々が熱狂的に献金する国。
我が国は政権政党が公金を横領して選挙民をバラマキ買収しようとする国。

別にアメリカを美化するつもりはないけれど、彼我のこの差はなんじゃいな。

国民のタカリ体質、官尊民卑を排除するのがほんとうの構造改革だ。

※写真は「麻生さんのおうちを見にいこう」のどかな企画に警察暴力―関係者に聞いた現場の真実-JanJanニュースから勝手拝借、感謝です。

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どこまでがホントウなのと思いつつ週刊誌読むスーパーの隅

Mokuji どこまでがホントウなのと思いつつ週刊誌読むスーパーの隅

2008110318250000_2 農林中金、これはあり得る話だなあ。歴代理事長は農林水産次官の天下りポスト、金融庁ではなく農林水産省が所轄官庁、そして「日本最大の投資銀行」だそうだ。外国証券投資でかなりやられたかもしれぬ。唐突の公的資金(予防)注入話の火元かもしれぬ。

星野は巨人軍監督になりたいんだって。今回のWBC監督騒動で星野と讀賣のつながりの強さを改めて認識した阪神幹部が星野に対する態度を改める可能性もあるんだって。

この女性大臣、見せたくない部分を相当、持っているようだ。証拠隠滅のための自作自演放火説だなんて。

以上、大相撲八百長名誉毀損事件裁判被告出版社の週刊誌情報である。

「この駄歌が浮かんだときの録音(姑の声あり)」をダウンロード できます。

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2008年11月 3日 (月)

オバマはジョンソンの轍を踏むか?

Photo マスコミ情報を信じるとオバマ大統領実現濃厚だけれど、たまたま、映画「ジョンソン大統領/ヴェトナム戦争の真実 」を観て(映画感想文はこちら)、ジョンソンとオバマ、共に民主党大統領の奇妙な暗合に思い到った。

ジョンソンは「偉大な社会」実現(人種、貧困対策)とベトナムの二正面作戦を迫られて道半ばで退任。
オバマも金融危機(ドル不安、貧困大国アメリカ)とイラク・アフガンの二正面作戦を強いられる。

ジョンソン当時と違うのは中国その他新興諸国の台頭が著しいことだが、オバマはポチ日本を使いこなしてなんとかしそうな気もしないではない。パートナーがエエカッコシイ麻生ではかなり心もとないが。

参考:俺の過去記事から二つ、ピックアップしておく。

要するに、出自・キャリア・ルックスからニューアメリカンシンボル(格差社会の反動としての融合期待)としてもてはやされているようだ。アメリカ大統領選の最後はカネがものを言う。産官軍複合体の共和党か、も少しウォール街寄りの民主党かの争いであり、所詮、米国大統領は米帝国主義の傀儡にすぎないと思う。

オバマ四段論法
(1)最初は"They":世の中の公式見解紹介して批判
(2)お次は"You":でも、あなたは違う、とか、あなたどうする、などと考えさせる
(3)かなりたってから"I":問題意識を持たせた上で「私は」と切り出す
(4)最後は"We":我々は出来るのだと扇動する

※画像はアメリカ合衆国第36代大統領ジョンソン(懐かしきかな、70年安保)。あのひと検索 SPYSEE [スパイシー]検索結果から拝借した。この検索エンジン、ウィキペディア、ブログ、画像を同時に取り出せたりしてなかなか使い勝手がいい。

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Nishikiori Ken - Koujyouno Tsuki 荒城の月

抒情歌のビデオが薬認知症ときにいらだつ姑に聴かせる

先日、衛星第2 「BS永遠の音楽   叙情歌大全集」を放送していたのでビデオに収録、これを姑がいたく気に入って、もう何回も再生している。
認知症なもので以前に聴いたことを忘れて「ええなあ、こういう歌。こんな歌があるのは日本だけやなあ」と毎回言う。俺も(調子を合わせて)「学校で習った頃はたいしたことなかったけど、歳をとるにつれてよくなる」と応える。

そんなことを駄歌にしてみたら、YouTubeから何かを引っ張ってきたくなって検索して見つけたのが上のリンク(出演者、演奏曲が概ねピックアップされている)。
そこで、まず、「赤とんぼ」でYouTube検索したけど手頃なものないので「錦織 健」で検索したら、まさに上の番組の中の「荒城の月」が出てきた。和服姿の川井郁子のバイオリンもいい。これだけ単独で聴くと荘重に過ぎる感もなくはないが、番組ではその前の「故郷」渡辺美里のボーカルが品よくはなかったので、耳を洗われる思いであった。

そんなこんなで俺には音楽がある。音楽を生涯の友にして健やかに老いたいと切実に思うのである。

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2008年11月 2日 (日)

金融サミット、米ロ対決?

金融危機はアメリカvsロシアのチキンレース?説をちょっぴり抱いている俺は、今回の騒ぎの中でロシアがどう動くかということが気になっているのだが、ロシアの動向がメディアではなかなか報道されない。そんな折に昨日の日経がようやくこんな記事を載せていたので一部転載記録しておく。

【モスクワ=古川英治】ロシアのメドベージェフ大統領は31日、主要国(G8)に中国などを加えてワシントンで開く緊急首脳会合(金融サミット)でロシアが 提案する内容を明らかにした。外貨準備の通貨や金融拠点の多様化を求める。ドルを基軸通貨とする国際金融体制の見直しを迫るもので、米国の「一極支配」へ の批判を強めるロシアは金融危機を利用し、経済面でも攻勢を掛ける構えだ。

サミットに向けて事務方が水面下で調整しているとは思うが、さてどうなることか。アメリカにとって強いドルは最大の国益、そして、高い原油はロシアの生命線だったのだ。

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一日一首継続中(花水木とルービンの盃)

2008110114410000 昨日午前はマンスリーコンサートのスタッフ会議。午後は住宅管理組合建築担当理事として木柵修理の材料渡し(自分で修理する人のために板、ペンキを渡す)。新聞読みながら取りに来る人を管理事務所で待っていた。

新聞読んでしまったら手持ち無沙汰。ちょっと外に出て、植栽などを眺める。花水木の紅葉が逆光夕陽を浴びて(それなりに)美しい。ケータイで撮ってみたのがこの写真。

そして、短歌は駄作だとみなしてオクラにしようかと思っていたこの歌。

 ボケ防止屁理屈哲学考えてプールに通い老いてゆくなり

花水木紅葉との取り合わせで駄作も公開の価値をちょっとは取得したかと思って、まずはここ(招待制SNS「哲学お喋りパーティ」。興味ある方の連絡募集中)へ。そして、ここにも無批判に掲載する。

Lubin ついでにネットで見つけたルービンの盃の画像、説明も付加しておこう。

図は「ルービンの盃」という有名な絵です。黒い部分に意識をおくと盃に見えますが、その背景となっている白い部分に意識を向けると向き合った女性の横顔に 見えてきます。盃と顔の両方を同時に見ると背景である地はその中に溶け込んでしまいます。つまり、人間の脳はこの二つのものを同時に図にすることはできな いということです。これが人間の脳の限界と考えられています。

聖マリアンナ医科大学HPにて医療事故を起こさないため人間の注意力限界を指摘するページである。ルービンの盃のなかなか秀逸な説明だと思う。

ところで、ルービンの盃を検索したのは「人間は物ですか、心ですか?」という俺の質問にコメントするためであり、この質問自体は「心脳問題―「脳の世紀」を生き抜く」山本 貴光 ・吉川 浩満 に触発されてのものである。なんでこんなに屁理屈が好きなんかなあ。

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2008年11月 1日 (土)

加古川北・藤井 公立高から虎の新星

お笑いドラフト超炸裂を読んでいて郷里の選手が阪神にドラフトされたことを知った。
早速、検索して、広角に放つ天性の長打力と強肩は、西武不動の遊撃手で北京五輪にも出場した中島と見事にリンクすると知った。

藤井宏政、楽しみである。

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Mullova plays Bach´s Chaconne

1999年10月9日、ドイツ・ビロード革命10周年記念としてライプチヒ・聖ニコライ教会で記念コンサートでのムローヴァの演奏である(「ビロード革命」と言っても、もう知らない人もいるだろうから左のリンクをちょろっとクリックしてほしい)。

この演奏はBS2で何度も放送しているが、先日聴いたときに何かしら感じた。そのときの俺の心理状態がこの演奏にたまたま、マッチしていたのだろうなあ。音楽とは双方向のものかもしれない。
今、あらためて聴いても心に食い込んでくる。上にはシャコンヌの前半しかないから続きを埋め込んでおく。

ムローヴァは「1983年にフィンランドでの演奏旅行中に、伴奏者のヴァフタング・ゾルダーニャと共に亡命を図り、ソ連の所有するストラディヴァリウスをホテルに残して、タクシーに飛び乗り国境を越えた」というロシア生まれのバイオリニストだ。1959年生まれの彼女、「共産主義とは何だったか」などと思いをめぐらせながら弾いていたかもしれない。

ところで、シャコンヌはバッハのパルティータ第2番ニ短調 BWV1004の第5曲目だが、ウィキは「バッハの音楽の中でも際立って魅力的な曲であり、この一曲だけでもバッハが大作曲家であったことがわかると言われるほどである」とまで評している。俺もバッハ入門の玄関と言っておこう。

 音楽はわが生涯の友なりき深夜ネットにシャコンヌを聴く

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