アンコールのバッハ反芻帰路につく芸術劇場冬の夕暮れ
アンコールのバッハ反芻帰路につく芸術劇場冬の夕暮れ
また、チケットを頂戴してしまった。今度は
都響、東京芸術劇場シリーズ『作曲家の肖像』 Vol.70 《ドヴォルジャーク》で曲目は
序曲『謝肉祭』 op.92
スラヴ舞曲 第1集op.46より第1番ハ長調、第8番ト短調 第2集op.72より第2番ホ短調
チェロ協奏曲 ロ短調 op.104
というプログラムだった。指揮が小泉和裕、後半のソリストにルートヴィヒ・クヴァント(ベルリンフィルの第1ソロ・チェリスト)を迎えたチェロ協奏曲がメイン・ディッシュである。
都響を生で聴くのは初めて、明るい音色だけれど第一バイオリンにもう少し艶と力強さがあったらなどというのが感想であるが、客席は満員、前半でもスラブ舞曲最後の曲をアンコール、後半がクヴァントによるバッハ無伴奏組曲第6番からサラバンド(これが上の動画、演奏はミーシャ・マイスキー)をアンコールという熱い拍手に応える音楽会だった。
アンコールのバッハを反芻しながら外に出て、帰宅してからYouTubeでこの曲を探し出したものである。もう少しロマンチックな演奏を聴きたければロストロポーヴィチのものがある。
ということで、バッハの祈り=サラバンドをしっかり記憶に刻み込むことができて満足な俺であった。
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