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2008年11月23日 (日)

「歌に生き、恋に生き」@マリア・カラス

プッチーニ「トスカ」の中の有名なアリアをマリア・カラスが歌っている映像である。カラスの最後のオペラ舞台=「トスカ」1965年コヴェント・ガーデン劇場の一年前の同じ劇場での公演、第二幕だけが映像で残されているものだそうである。

カラスってあんまりよく知らなかったし、声に癖があるので距離感があったのだが、BShi、ウイークエンドシアター ドキュメンタリー「カラス・アッソルータ 究極のカラス」を観て彼女の生涯を認識した。この番組の内容については

芸術家としてのマリア・カラスと、カラス自身が語るアイドルとしてのゴシップに満ちたマリア・カラスの人生を脚色することなく、残されている限られた映像や写真、音源を収集し、年表仕立てに紹介したドキュメンタリーに込められたマリア・カラスの真実に大きく感銘を受けた

と書かれているブログが詳細な番組ダイジェストを書いてくれているので、カラスの生涯に興味がある人は是非、ご一読を。偏見のまとわりついたカラスではなく真実のカラス像(と思われる)の参考になると思う。

そして、トスカの映像で残されている第二幕をYouTubeこのリンクから全7パートで楽しめることも付記しておこう。カラスの相手役警視総監スカルピアをティト・ゴッピ(知らなかった)が演じているのだが

美貌の歌姫トスカ(マリア・カラス)を籠絡するため、彼女の恋人を拷問にかけながら、ときにサディスティックに脅迫し、ときに猫なで声で優しく迫る、そのゴッビの姿と歌声は、権力を有する極悪人の脂ぎった迫力と「悪の魅力」を存分に表現し、思わず背筋が冷たくなるほどだ

と玉木茂之氏が評している(一部はBShiの上の番組で放送されていた)。
この映像は土曜日名曲アルバム、YouTubeからの最大の発見である。これからはカラスをYouTubeで折に触れて愉しむことにする。

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