オバマはジョンソンの轍を踏むか?
マスコミ情報を信じるとオバマ大統領実現濃厚だけれど、たまたま、映画「ジョンソン大統領/ヴェトナム戦争の真実 」を観て(映画感想文はこちら)、ジョンソンとオバマ、共に民主党大統領の奇妙な暗合に思い到った。
ジョンソンは「偉大な社会」実現(人種、貧困対策)とベトナムの二正面作戦を迫られて道半ばで退任。
オバマも金融危機(ドル不安、貧困大国アメリカ)とイラク・アフガンの二正面作戦を強いられる。
ジョンソン当時と違うのは中国その他新興諸国の台頭が著しいことだが、オバマはポチ日本を使いこなしてなんとかしそうな気もしないではない。パートナーがエエカッコシイ麻生ではかなり心もとないが。
参考:俺の過去記事から二つ、ピックアップしておく。
①要するに、出自・キャリア・ルックスからニューアメリカンシンボル(格差社会の反動としての融合期待)としてもてはやされているようだ。アメリカ大統領選の最後はカネがものを言う。産官軍複合体の共和党か、も少しウォール街寄りの民主党かの争いであり、所詮、米国大統領は米帝国主義の傀儡にすぎないと思う。
②オバマ四段論法
(1)最初は"They":世の中の公式見解紹介して批判
(2)お次は"You":でも、あなたは違う、とか、あなたどうする、などと考えさせる
(3)かなりたってから"I":問題意識を持たせた上で「私は」と切り出す
(4)最後は"We":我々は出来るのだと扇動する
※画像はアメリカ合衆国第36代大統領ジョンソン(懐かしきかな、70年安保)。あのひと検索 SPYSEE [スパイシー]検索結果から拝借した。この検索エンジン、ウィキペディア、ブログ、画像を同時に取り出せたりしてなかなか使い勝手がいい。
| 固定リンク
「経済・政治・国際」カテゴリの記事
- アメリカは野暮な国だって?(2014.08.29)
- フェイスブック安部総理にコメント(2014.07.04)
- ETV特集「歴史と民族から考えるウクライナ」(2014.05.26)
- ノーモア・フクシマ3条件(2014.03.20)
- 来年も平和な年でありますように(2013.12.28)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント