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2008年12月10日 (水)

中国からの引き揚げはこうして実現した

あの敗戦当時、中国大陸に三百万人の日本人がいたそうである。そして、びっくりしたのは「1945年、8月9日/旧・満州へソ連侵攻、8月14日/居留民の現地定着の方針を決めた日本政府」!という「事実」である。これが本当ならばまさに棄民である。誰がどういう理由でこの決定を下したのだろうか。

それはともかく、結局、「12月/日本人勢力が中国に残ることを危惧した」アメリカの奔走努力でLST(上陸用舟艇)大量180隻を使っての一日五万人の日本人の送還が実現したとのことだ。

以上、NHKスペシャル「引き揚げはこうして実現した~旧満州・葫蘆(ころ) 島への道~ (12月11日木曜(10日深夜)午前0:55~1:44、総合テレビで再放送予定)からの情報である。

番組は引き揚げ実現に向けての米中ソの動きを中心に伝えていたが、いったん棄民を決定した日本政府はその後どういう努力をしたのか、しなかったのか知りたい。
また、アメリカ政府内部のこの送還政策決定に到るまでのプロセスも知りたい。人道的側面もあっただろうが、共産主義勢力と残留日本人勢力とが結びつ くのを危惧した冷静な政治的判断もあったろうと憶測するからだ。

ところで、俺の亡父は敗戦時二十歳だったが、8.15に召集されて即日除隊できたそうだ。そのお陰で今ここにこうして俺の生命があるのである。

 アメリカのお陰なりしか団塊は日本に生まれ老いてゆくなり

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