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2008年12月 6日 (土)

ジュリアン・ラクリン@オランダ運河コンサート

先日、BS2でブラームスの協奏曲を弾いていたジュリアン・ラクリン(第2楽章は別名「オーボエ・コンチェルト」といわれるほど,前半でオーボエがソロを聴かせるのですが,これがまた素晴らしい名手で,ほれぼれと聴いていま した.そしてヴァイオリンがそれを上回る美しさでヴァイオリンによるコロラトゥーラ・アリアと呼ばれる緩徐楽章を演奏してくれました)、例によってYouTube検索すると、あったあった、俺がこのバイオリニストに出会ったオランダ運河コンサートの映像が。YouTube、ほんとう、音楽の宝庫である。

YouTubeには曲目の紹介が無いけれど、手元の俺のビデオHDDによると「2つのバイオリンとピアノのための5つの小品から」(ショスタコーヴィチ作曲/アトフミヤン編曲)からプレリュード・ワルツ・ポルカの3曲だ。特に、プレリュード(そしてワルツも)、これはショスタコーヴィチの渇いた抒情入門曲としてお薦めである。音楽は悲しみ、聴いている聴衆の表情もお奨めだ。

ついでにもうひとつ、ラクリン。ゴルドベルク変奏曲のJohann Sebastian Bach - Goldberg Variations (arr. for string trio by Dmitri Sitkovetsky).
Julian Rachlin (violin), Nobuko Imai (viola), Mischa Maisky (cello).
Performed during the "Julian Rachlin & Friends" Festival in Dubrovnik - Croatia 2006.である。ショスタコーヴィチがバッハのこの曲を編曲していたとは知らなかった。YouTubeならではの掘り出し物である。

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