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2009年1月 3日 (土)

Messiaen - Turangalîla Symphonie - 5th Movt

  1. 序章 Introduction
  2. 愛の歌 I Chant d'Amour I
  3. トゥランガリーラ I Turangalîla I
  4. 愛の歌 II Chant d'Amour II
  5. 星たちの血の喜悦 Joie du Sang des Étoiles
  6. 愛のまどろみの庭 Jardin du Sommeil d'Amour
  7. トゥランガリーラ II Turangalîla II
  8. 愛の敷衍 Développement d'Amour(
  9. トゥランガリーラ III Turangalîla III
  10. 終曲 Final

という構成の大部な曲であるが、ケータイのお陰でスーパーなどのお供の際に俺一人の世界を作って楽しんでいる。上はそのうちの5、N響アワーのテーマミュージックで使われたことがあるので聞き覚えがある方もいるだろう。演奏は

Pierre Laurent Aimard, Cynthia Millar, Andrew Davis, and the National Youth Orchestra of Great Britain play Messiaen's Turangalîla Symphonie, 5th Movt "Joy of the Blood of the Stars" at the 2001 Proms. Yes, I have the rest of the symphonie. No, I will not upload it. It was a lot of trouble to get. Go here to order yourself a copy if you want the rest. This is merely 6 minutes of this big 75 minute piece.

である。ウィキに以下のような記述があるので参考になった。「トリスタンとイゾルデ」は昔、憧れた音楽である。

全体の構成には「トリスタンとイゾルデ」の影響がある。本作は連作歌曲「ハラウィ(愛と死の歌)」を始めとするメシアンの愛と死の主題に関する三部作の中心を成す作品である(第3部は、無伴奏合唱のための「5つのルシャン Cinq rechants」である)。

調性をかなり逸脱しており全体的に無調性の強い楽章が多いが、第5楽章(嬰ハ長調)および第6楽章と第10楽章(嬰ヘ長調) では完全に調性が明確となり、さらに第2楽章、第4楽章、第8楽章でも部分的に調性の和音が顔をのぞかせ、これらの和音は最終的に嬰ヘ長調に帰結する。つ まり全曲において特に重要な役割を担う調性は嬰ヘ長調であるが、これは『幼子イエスにそそぐ20のまなざし』において「神の主題」とされた和音が嬰ヘ長調 に基づくように、メシアンにおいて特に神性を孕んだ調性であると言える。

そして、もっと面白い部分はこの次の楽章「愛のまどろみの庭」。YouTubeにその断片があるので埋め込んでおこう。なにはともあれ、メシアンの没我独我悦楽世界、イヤホンでここ当分は楽しみ続けるであろう。

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土曜日名曲アルバム」カテゴリの記事

コメント

大好き!

投稿: ビル | 2009年2月 1日 (日) 午後 01時35分

私も同じ。去年からのメシアンファンです。

投稿: 土曜日 | 2009年2月 2日 (月) 午前 09時38分

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