成瀬巳喜男「浮雲」
クラーイ映画である。成瀬の最高傑作とされているのでしようことなしに観ているのだが、いつまでもグジグジと別れられない男と女の物語を敗戦後日本の風景を後景に描いたものだ。
ウィキを見ると、成瀬はその別れられない理由については「身体の相性が良かったから」といった類の発言をしているそうだ。
確かに、そういう解釈しかできないなあ。ラストで死んでしまうヒロインを演じている高峰秀子で持っている映画ではある。
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