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2009年1月 4日 (日)

汝、狭き門より入れ

450pxnational_museum_of_western_art 昨日、昼飯を食いに行こうとして家を出て、皆より先に駐車場に向かったらしばらくしても出て来ない。そのうち俺のケータイが鳴ってとったら家人だ。なんでケータイなんぞ使うんだと家の玄関を開けると姑が倒れていた。靴を履こうとして尻餅をついたのだ。

「また、転んだ」と家人が言う。昨年末にも玄関で転んで病院でレントゲンを撮ってもらって大過は無かったのだが、今回は起き上がれない。本人は「苦しい」と言って息が荒い。そのうち治まるだろうと思ったけれど、治まらない。

そこで、去年、誤嚥肺炎で入院した病院に電話して診てもらえるかと訊いた。病歴等ヒアリングされた後に「入院の可能性がありますのでベッドの空きがないと診ることができない。申し訳ないんですが」という返事。
しようがないこうなったら救急と電話する。本人の年齢、状況、所番地を告げて大通りに出て待つ。

救急到着、脈・心電図などとって地域の一番大きな病院と連絡してくれる。「救急が混んでいるのでしばらく待つことになりますがいいですか」「ええ。命に別状は無いようですから」と、この公設民営地域病院に行くことが決まった。
担架に乗せて救急車に運んでくれる。「私も後からついていきます」「ゆっくり来てください」「ええ、わかってます」
ということで、これで三度目の救急コール。俺も手慣れたもんだ。

病院に着いたのが倒れてから一時間後。それから小一時間ほども待ったろうか。診てくれた医者が「脊椎圧迫骨折です。コルセットをつけるために入院するか、 お帰りになりますか」と訊くので「入院させてください」と答え、「入院期間は二週間というのが決まりです。一応、約束となりますがいいですか」「はい、わ かりました」というやりとりで入院が決まった。

よかった。ベッドの空きがあったのだ。姑はラッキーな人だ。
入院のための検査などした後にようやく病室へ。ナースに病歴等ヒアリングされた際に「二週間」の話をすると「そんなことを先生がおっしゃいましたか」と微 苦笑だった。寝たきりになったりして患者側が治療の必要性が無くなっても病院に置いてくれと頼む可能性を医者は一応排除したかったのだろう。

ところで、今年来た同期の年賀状に「前立腺ガンの手術をした」というのがあった。ガンに当たらず(当たっても早期発見)痴呆症にも寝たきりにもならず矍鑠と齢90に到達することをあらためて俺の目標としよう。狭き門だなあ。

 救急を呼んで終われる三が日入院させてひとまず幸運

※画像はロダン「地獄の門」。「この門をくぐる者は一切の希望を捨てよ」の銘文でよく知られており、深い絶望をあらわす表現としても用いられるそうである。

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