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2009年1月13日 (火)

海見れば遠き記憶の甦る遺伝子の神生命の連鎖

Nsp051224a 人類の歴史は300万年と思っていたのだが、先日BShiが再放送していた番組によると700万年にまで遡るらしい。

人類のもっとも古い化石は、トゥーマイ猿人と名付けられた、700万年前のものである。2001年にフランス人研究者によって発見され、かつてないほど大きな波紋を呼び起こした。

人類かサルかの区別の基準は二足歩行していたかどうか、ということのようだが、見つかった頭蓋骨の形から二足歩行していたと推量されるとのことだ(根拠として信頼に足りるかどうかようわからぬ)。
更に、見つかった場所が、これまで人類発祥の地とされていた東アフリカ大地溝帯の東側のサバンナではなく、中央アフリカはチャドというのも衝撃的だったとのことだ。

BShiの今月のメインテーマは“人類の未来”。「言葉の誕生 私たちはいかにして人間になったか」(15日)というのも放送予定、ビデオのお陰で好きなときに細切れで見て、内容をすぐ忘れてしまう俺である。

ちなみに、地球大進化も面白かった。要約してくれているサイトを見つけたのでここにリンクしておこう。

 海見れば遠き記憶の甦る遺伝子の神生命の連鎖

この歌はずーっと以前に鹿児島に出張ででかけたときに海を見ながらバスに揺られていたときに浮かんだ旧作である。日経歌壇で岡井隆に「面白い歌だ」と評されたのを大事に覚えている。

※画像はトゥーマイの頭蓋骨。番組ではこの頭蓋骨から顔、毛髪、表情まで復元していた。研究予算獲得アピールの狙いもあるのだろうがちょっとやりすぎじゃないの。

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