Mozart - Requiem: III. Sequenzia: 6. Lacrimosa
レクィエム聴きつつ思ふ生き死にの外なる橋を渡らむことを
脳内コンサート、今朝はアーノンクールのモーツァルト「レクィエム」。
アーノンクール(アルノンクール?)はウィーン交響楽団を指揮しているときに、バッハ以前の曲を演奏すると退屈な音楽になってしまうことを残念に思い、古楽器/ピリオド奏法による演奏で打開することを思いつき古楽器オーケストラ「ウィーン・コンツェントゥス・ムジクス」を立ち上げたそうである(今朝、観たビデオのインタビュー)。
そんな前置きを観た後で、人生三枚舌悦楽教の教義をどうまとめるか考えつつ、面白くレクィエムを聴いた。ひとことでいうとチャーミングな演奏だ。ではあるが、ロマンティックなモーツァルト「レクィエム」に耳が馴れているので、アドレナリンが出るほどではなかった。
そこで、耳直しにヴェルディ「レクィエム」から同じくラクリモーサ(涙の日よ)。こちらの方がドラマティックで俺は圧倒的に好きだ。ちなみに、ヴェルディは無神論者だったと先日観たトスカニーニのドキュメントでトスカニーニが証言していた。
ところで、神を信じない者にとって「生き死にの外なる橋」とは何であろうか。それを追求するのが人生三枚舌悦楽教の魂である。
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