レースを編む女@フェルメール
実は13違いの妹がいる。そして、甥はいま大学三年、大変な時期に就職活動だけど、軽音楽部でうつつを抜かしているようだ。さっき、HPを覗いたらGt/Voとあった。YouTubeで演奏を聴かせろと書いてやろう。
姪はこの春、高校卒業して就職できたという。彼氏もいて今が一番幸せだとか。
今朝、メールを開けたら妹のメールが来ていた。兄妹メール連絡の道がようやく開けた。
閑話休題、昨日、ラ・トゥール「大工ヨセフ」を観たくてルーヴル展に行って来た。蝋燭の炎にかざしたイエスの指が透き通っていて、ヨセフの瞳、イエスの表情、その他のこの絵の全てを吸収してきた(つもり)。
他の作品ではフェルメール「レースを編む女」が矢張り人気なので、サルヴァスタイル美術館から今回も拝借した。ところで、この絵の女の右腕の下方にある本(聖書ではないかと解説にあった)の手前にぶら下がっている黒い物体は何だろうか。カブトムシみたいにみえるけどそんなことはあり得ない。何か裁縫道具なのだろうか。
それはともかく、サルヴァスタイル美術館には「本作において観る者を最も惹きつけるのは白い三本のラインが入る青いクッション状の針山から垂れ下がる赤糸と白糸の驚くべき表現にある」と書かれている。この点は上の写真では実感できない。現場で現物を間近に見られた(今回の展覧会ではほんとに間近で見られるのだ)幸福である。
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