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2009年7月 4日 (土)

鳩山故人献金問題と政治家の相続税脱税疑惑

あんまり興味が無かったのだが、

「弟の邦夫さんが07年には母と姉からそれぞれ計600万円ずつの献金を受ける際、同一の政治団体への個人献金の上限が150万円であることから、 超過分を別の三つの政治団体を迂回させていることが報じられた。常識的に考えて由紀夫さんにも同じ額が献金されているはず。由紀夫さんは資金管理団体と政 党支部しか受け皿がないので、超過分を故人などの名義を使って割り振ったのでしょう」
 鳩山家は言わずと知れた超大金持ちで、兄弟の母・安子さんの名義になっている東京・音羽の「鳩山御殿」は土地の評価額だけでも約50億円になるといわれる。弟の邦夫氏は先の「迂回献金」が発覚した際、「母の愛だ」と釈明した。
 兄・由紀夫氏の架空献金も実は「母の愛」ではなかったか。

 もしそうだとしたら、カネの趣旨(ワイロ性)としては限りなく「シロ」に近いと言えるかもしれない。だが、別の問題が新たに生じる。
 千葉大法学部の新藤宗幸教授は週刊朝日の取材にこう話した。
「(前略)仮に政治活動にきちんと使っていなかったとしたら、非課税の政治資金を利用して相続税を脱税する形に……(後略)」

 実はこの政治団体を使った「課税逃れ」こそ、政界全体に広がる「パンドラの箱」なのだ。

と週刊朝日編集長が書いている。鳩山故人献金問題の背景に脱税があるのだとしたら、これは相当のダメージになるだろう。しかしまあ、大金持ちのボンがつまらぬ脱税に手を出すだろうか。事実なら、総理を任せるわけにはいかないのは当然である。

※ちなみに、「政治団体 脱税」でググッたら安倍晋三首相「相続税3億円脱税」疑惑などいっぱい出てきた。読む気もしなかったが。

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