山城新伍は仁侠マルキストだった
テレビでちらっと「山城新伍は部落問題に詳しく本も出している」と紹介されていたので検索してみた。
著者が生れた京都西陣の町。貧乏医者の親父は、「治療代いらんから、ワシの浄瑠漓聞いてくれ」と患者にせまり、看護婦の母は、診療中にアルバイトの糸車を
クルクル。「お母ん、オレ、役者になりたい」けったいな夫婦の息子が歩みだした役者人生とは…?抱腹絶倒!!仁侠マルキスト芸人・山城新伍の原点ここにあ
り。
上の本の内容を紹介しているブログがあったので一部転載させてもらう。
さて、本書の副題は「役者の世界って何やねん?」。この本には出版当時から興味があったのだが、なかなか読む機会がなく、今回アマゾンで注文してようやく 手に入れた。本書は俳優の山城新伍が芸能界における差別を暴露するというように聞いていたのだが、内容はそれほど過激なものではなく、少し拍子抜け。ほと んどが自分の生い立ちをエッセイ風に語るというもので、芸能界の差別についてはごく一部で触れているだけであった。しかしそれは限りなく陰湿である。例え ば被差別部落出身の芸能人は「同和→童話→メルヘン」と呼ばれ、在日韓国・朝鮮人の芸能人は「朝鮮(ちょうせん)→せんちょう(船長)→キャプテン→プテ キャン」といった具合(127p)。
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