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2009年8月23日 (日)

自民党を震え上がらす これが小沢選挙だ

新聞各社世論調査の結果を見ると、民主党がちょっと勝ちすぎだと思う一方で、圧倒的勝利をさせないと大胆な公務員制度改革はできないだろうなあとも思う。 ともかくもまあ(俺のささやかな投票行動は)、小選挙区は民主党に入れることにして、比例区をどうするかは今しばらく考えることにしよう。

ところで、「民主党を根幹から変革した小沢流選挙の全貌!」経由で読んだ「自民党を震え上がらす これが小沢選挙だ」が面白かった。日刊ゲンダイの記事を小沢HPでまとめて公開しているものだからだいぶ割引して受け止めるべきだろうが(例:2000人と握手してからの演説←時間的に可能なのだろうか?)、小沢流選挙の全貌が解った気分にはなる。以下、エッセンスのみを一部転載する。

「選挙に強い小沢」の神話が民主党内で実話となって広がったのは、06年4月の衆院千葉7区補選がキッカケだ。
「メール問題」で民主党人気はガタ落ち。前原代表が引責辞任し、本命候補も立候補辞退。「敗戦確実」とみられた補選だったが、小沢が新代表に就任するやいなや、形勢逆転。勝利に導いたからである。
「告示(4月11日)直前の7日に小沢代表に代わって……。最初は、プラスなのかマイナスなのか、不安でした」
 この補選で急きょ担ぎ出された県議出身の太田和美は、当時をこう振り返る。
 選挙期間中、小沢は3度、選挙区入りした。太田を含め陣営を驚かせたのは、遊説場所の選び方だ。
「いわゆる『川上から川下』です」
 川の下流で問題が起こればその原因の多くは上流にある。それと同じで、「川下の票を効果的に取るなら、まずは川上を押さえよ」というのが小沢選挙の“鉄則”だ。川上は高齢者が多く人口は少ない。しかし、親世代の声は必ず川下の子どもや孫世代へ伝播するというのだ。
「小沢さんが最初に向かったのは、千葉の最北にあり、茨城、埼玉に囲まれた田園風景の広がる『関宿町』。でも、小沢さんが来るというだけで、 200~300人も集まったからすごい。『候補者と一緒に立ってどうするんだ。候補者は別のところを回れ』と言われ、私は別行動でした」

「選挙の小沢」を決定づけた07年の参院選。29ある1人区で「23勝6敗」と圧勝し、与野党逆転を成し遂げた。口先だけだった前代表の前原誠司との力量の差を見せつけた。
 いまでも党内で語り草なのが、小沢一郎が「選挙初日」の遊説先に選んだ鳥取県での戦いぶりだ。鳥取は自民党の牙城。民主党が議席を確保するのは、絶望的だった。
「7月12日は、激しい台風が日本列島を襲い、とても鳥取まで行ける天候ではなかった。交通手段がないのです。ところが、小沢代表は『どうしても行く』と小型機を探しだし、飛んだのです」(民主党事情通)
 小沢一郎が向かった先は、鳥取県の山の中。米子空港を降りてから、延々、クルマを走らせた。過疎地だけに、せいぜい聴衆は150人程度かと思われたが、集まった聴衆は2000人以上。
「聴衆を見つけた小沢代表は、すぐに『クルマを止めてくれ』と叫んで飛び出し、2000人全員と握手して回った。普通は演台近くの数人の有権者と 握手し、すぐさま演説するものです。2000人一人一人と握手することはあり得ない。これで集まった聴衆は、いっぺんに小沢ファンになった。偵察に来てい た地元の自民党幹部は、その様子を見て『自民党は負ける』とつぶやいたそうです」(地元関係者)
 小沢は、地元の県議や市議に“前座”として演説させることをしない。2人も3人も演説した後では、“真打ち”がスピーチする頃には聴衆の集中 力もなくなっているからだ。小沢は一人一人と握手した後、一気にしゃべりだす。うまいとはいえない演説だが、聴衆は引き込まれ、感動するのだ。

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コメント

「国民は程度の低いバカだ」とあざ笑う自民党は、まんまと国民をだましおおせて郵政私物化をやった。国民の幸福を奪い取って、実際に幸せになったのは郵政財産をクイモノにしたヤクザだったのだ。こっそりと国民の財産をタダ同然で、小泉竹中西川宮内らのヤクザ仲間が山分けしたのだ。一夜にしてホテル王になったり莫大な利益を手にした小泉ヤクザ同盟の凶悪犯は笑いが止まらない。今度は外国のハゲタカと共謀して、おやじの推薦状一枚でアメリカの大学へタダ留学させた落第息子に地盤カンバンかばんを譲ろうとしている。代々のヤクザが首相になったのをいいことに横須賀ではヤクザが選挙を取り仕切って四代目組長を代議士にするつもりである。国民を強制的に虐待しておきながら、暴力団の跡継ぎだけが優雅に暮らしている自民党を退治しましょう!

投稿: ななこ | 2009年8月23日 (日) 午前 05時54分

民主党政権もいろいろずっこけるでしょうが、民主党の人たちが誠実に活動を続ければ国民の支持を大きく失うことはないように思います.結局、政治とは(党派に限らず)真心ともろもろの政治的技術なんでしょうね。

投稿: 土曜日 | 2009年8月24日 (月) 午前 05時19分

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