燃え尽きしあしたのジョーの僥倖にあやからむとてプールに通う
姑が月曜日にショートステイから帰ってきたが、声がガラガラ、熱も7度7分。
とりあえず解熱手当てで一夜を越して、一昨日火曜日、行きつけの女医さんクリニックで診てもらった。レントゲンを撮ったら、肺に陰りがあるので大事をとって入院しましょうということになった。
女医さんが地域一番の病院(多摩南部地域病院)に連絡してくれたが、ベッドに空き無し。どうしましょうかと訊かれたので多摩丘陵病院なら入院したことがあるのでと俺が口を挟んで、結局、そちらに入院することになった。
そのまま病院に行って受診。担当の先生が「誤嚥肺炎は食べるときだけではなく普段でも口内の食べ残しや唾を肺に飲み込んだりして発症します。だい ぶ体力が落ちているから治るかどうか、何があってもおかしくないですよ」と率直に言ってくれるので「先生、はっきりとおっしゃいますね」と言ってやった。 「医者ははっきりと言わないとね」と笑って言い返された。
これで今年、入院三回目(うち二回は腰椎圧迫骨折)。山城新伍のことを思ったりしている。
燃え尽きしあしたのジョーの僥倖にあやからむとてプールに通う
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コメント
アバウトミーから流れてきました。いつも的確なコメントをされている立派な方とお見受けいたしております。当方不惑の小児科医です。
身内の病む姿を看るのは心にも体にもタフな事と理解しています。心中お察し申し上げます。一日も早い平癒をお祈り申し上げます。
投稿: まじまじ | 2009年8月24日 (月) 午後 10時15分
懇切なコメント、まことに感謝です。
姑の様子を毎日、観つつ人の生命力を考えています。そして、私自身のいのちを全うすることが大事業であることに思い至りました。
投稿: 土曜日 | 2009年8月25日 (火) 午前 04時13分