音楽は終いの快楽NHKホールにオンド・マルトノを聴く
昨日は充実した一日だった。まず、日課のプールをこなした後に都心へ、新宿京王の物産展で寿司弁当を買って(食べるところがないのでしようがなく)上野駅ホームのベンチで昼食、上野の森美術館「聖地チベット -ポタラ宮と天空の至宝-」展。十一面千手千眼観音菩薩立像がよかった。ほんとに千手あるのかもと思うぐらい、しぶちん俺がクリアファイル\350を買うてしまった。それからもう一つは父母仏立像(いわゆる歓喜仏)、これは残念ながらクリアファイル無し(当然か)。
上野の次は渋谷。NHKスタジオパーク(入場料\100だけどN響アワー公開収録招待者は無料)見物、生放送風景を一時間以上見学してアシスタントディレクターお姉さん奮闘ぶりに感動した後にNHKホールへ。
さてそこで、「N響アワー公開収録」 (教育テレビ50年、N響アワー30年記念の初イベント。ちなみに往復葉書当選倍率3倍)前半の大河ドラマテーマ曲集でオンド・マルトノの音を聴けたのだ。曲は池辺晋一郎「独眼流政宗」、生で聴くとその奇妙な音が余計に面白い。これでいつかメシアン「トゥランガリラ」生を聴こうという思いが一層募ったのだった。
後半はシューマン「ライン」と「美しき青きドナウ」。NHKホールは噂に聞くほど音響の悪さを感じなかった(サントリーホールと比べるのは可哀相)が、秋山和慶の指揮/N響はあんなものだろう→先日のオーケストラエレティールの「レニングラード」熱演の方が記憶に残ることを再確認した次第だ。
Wed, Oct 07
- 05:56 ピアニスト河村尚子、名前を覚えておこう。豪快で叙情的だったラフマニノフ「パガニーニの主題による狂詩曲」広上淳一/京都市響。
- 04:10 「弱い者の味方をするのが政治」だと基本的には思うけど、味方ばっかりしていると世の中総崩れになってしまう。そこが渡世人のつれえところよ亀ちゃん(大塚副大臣に多少の期待あり)。「厳しい取り立て」を前提にしないとミドルリスク融資はできないか?http://qurl.com/c8h15
- 03:46 シューマンの後はシューベルト「冬の旅」ゲルハールトBShi。シューベルトはシューマンほど苦手ではないが、ドイツリートはどうしてこんなに重苦しいのだとは思う。悲しみは明るく歌えイタリアの陽光そそぐ天地のごとく #tanka #jtanka
- 03:01 あーあ、こんな時間に起きてしもた。「六時間眠れば起きるわが仕掛け検査入院夜明け待ち居り」なる旧作があるが早寝するとろくなことはない。安物パソコンは遅いしせっかく見た夢は忘れてしまうし、しようがないからBShi「謝肉祭」ダルベルトを聴いている。シューマンも苦手なんだなあ。
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