楽しみは音楽ばかりと成り果てて時雨降る街歩いていたり
N響天井桟敷NHKホール\1500の楽しみは、まず、開演前のロビー室内楽。昨夜は(先週も行ったので二回目の観賞)チェロ首席の藤森亮一とコントラバス首席の吉田秀によるロッシーニ作曲の“チェロとコントラバスのための二重奏曲”という豪華メンバーによる演奏でした。アマチュアのチェロの名手から頼まれて1824年作曲したが、この作品の存在が知れたのはロッシーニ死後100年と云う珍しい曲だった。音楽の喜びに溢れている、ロッシーニは作曲の才人達人だと実感する曲だ。
で、一曲目がトリスタンとイゾルデ前奏曲と愛の死、タクトを持たずに暗譜で振るビシュコフ、N響もそれに答えて熱演、なかなかのものだったが二曲目マーラー5番(今度はスコアもタクトもあり)が圧倒的だったので印象が薄れてしまった。
先週の春の祭典はそもそも曲に中味がない(と思う)から「いったい何を言いたいんだっけ」と思いながら聴いたが、濃厚ロマンチシズム、マーラーにはそんなことはない。ホルン7本の圧倒的音響、打楽器も金管木管もそして弦(こんなにきれいだったっけN響)と百点の演奏、ブラボーは恥ずかし いので自粛した。とはいえ、ビシュコフってもう少し臭みがあってもいいように思う(ゲルギエフとほぼ同年)。個 性の無いのが個性か。
天井桟敷からの風景、「トランペットの出だしは失敗しないだろうか」「ここで銅鑼を叩くな、あ、叩いたが、弱く叩くとほとんど聞こえぬな」「コントラバスの吉田さんは出てないみたいだけどロビー室内楽だけで来たのかしら」などと目で見て耳を働かして音楽に耽る夜ではあった。
2010年02月12日(金)
3:16起床。苦手ハイドン「天地創造」アダム・フィッシャー指揮をそんなに退屈せずに聴き通した。クヴァストホフ(バスバリトン)が素晴らしい。最後はアダムとイヴの楽園からの追放という劇的クライマックスがあるのかと思って聴いたが、そんなドラマは起こらず創造主の賛美でおだやかに終了。
posted at 06:26:56
@biwaprancer おはようございます。スポーツ音痴の私、五輪盛り上げ報道行き過ぎではないかと思う朝です。
posted at 07:37:18
BS2「小椋佳~歌創り40年~」再生しているけど、この人の歌って抵抗感が無いのが欠点。引っかかったり摩擦があったり音楽は刺激的でなくっちゃ。 #jhaiku #haiku 春の雪やさしく歌ふ東大出 「泣き蟲の杉村春子春の雪」久保田万太郎
posted at 11:27:21
ブログ更新しました→執愛の悲劇「サロメ」のその踊りストリップティーズの意味考えるhttp://bit.ly/aM7w53posted at 11:32:13
BShi「硫黄島からの手紙」再生終了。名画×2ぐらいの名作。偏見も歪みも無く公正に、そして、、ちゃんとラストに希望も作ってくれている。台詞が若干聞き取りにくいのは俺の耳のせい(としておこう)。「父親たちの星条旗」と合わせてDVD永久保存する。
posted at 15:06:38
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