花冷えに博物館で聴くバッハ(児玉桃)
今月はN響が地方公演で留守なのでNHKホール天井桟敷\1500はお休み。何か無いかなあとネット検索して見つけたのが東博でバッハ vol.4 児玉 桃(ピアノ)、この人、メシアン弾きで有名みたい、テレビでラヴェルPトリオをカプソン兄弟と演奏していたなあ、博物館で聴くバッハというのもカッコいいとチケットを買った。
そして、昨日、花冷えの上野駅を降りたら、人だかり桜も五分咲き程度。東京博物館に向かってまずコンサート会場確認、平成館ってああそうか阿修羅展を見た所だ、そこのラウンジ(休憩所みたいな所)だった。開演までまだ時間があるので庭散歩、花はこれから御衣黄は今年ダメみたい(花芽全く無し。一昨年の写真はこちら)、それでも正福寺桜は咲いていて毎年この花に逢ってるなあと思いつつ撮影、本館「日本美術の流れ」を観賞して開演1時間少し前に平成館ラウンジに戻ると行列は三人程度、まだ大丈夫そうだと黒田清輝/浅井忠展を見る(たいした作品無し)。
そして行列20~30人目に並ぶ。開場後、指とペダルの見える席をなんとか見つけたら三列目の席、座ってみると前の人が邪魔でペダルは見えぬ指先も肩越しに見える程度。シマッタ、最初に並べばよかったそしたら最前列だったのにと口惜しがりつつ開演を待った。
ラウンジ入り口シャッターが降ろされて(なるほど、こういう催しを想定した設計なんだ)開演。桃さんが弾き始めると(ヤマハのピアノだけど)「あ、音が違う。さすがプロ」と思う。聴いているうちに気持ちがよくなって(隣のおじさんも)イタリア協奏曲の第二楽章はウトウトだった。
休憩後、平均律クラヴィアで再開。三曲目、8番のフーガはスイングしてました。素っ気無く飾り気の無いバッハだけれど聴く人が聴けば名演であった。そして最後の曲はパルティータ2番(グスタフ・レオンハルトのCDで予習済み)、開場にはバッハに少々退屈の雰囲気も。ともかくも、至近距離でプロのピアノを聴けていいコンサートだった。
アンコールはショパン/マズルカ第15番 ハ長調 op.24-2/マズルカ第14番 ト短調 op.24-1d。本館で仏像拝観撮影して上野公園の桜をちょろっと撮って帰途についた花冷えの一日でした。以上、フォト蔵のスライドショーを貼りたいけど重くなるのもナニなのでアルバムリンクだけにしておく。
2010年03月28日(日)
3:20起床。BShi片岡綾乃パーカッション・リサイタル、現代音楽、なんかようわからんけれど多彩な音が面白い。この録画はHDD永久保存でこうやって時々観賞所存。ところで、阪神城島連続デーだったようだ。 #jhaiku #haiku 花冷えや虎の奮起を願ひつつ
posted at 04:18:26
@sns_people ピープル提供SNSレンタルを使って「クラシックひとりごと」http://bit.ly/bpChzx を運営しているのだが一昨日から新規書き込みが出来なくなっている。問い合わせもしたしTweetもしているが今のところ反応なし。まあ、気長に待ちますか。
posted at 04:31:35
ブログ更新→裏声はどうやって出すのだろうか?/「上咽頭に声が当たっている感覚」が答えのような気がする。機会があったら(今は早朝だし)試してみよう。人生全て練習である。http://bit.ly/cELq6v
posted at 05:24:34
自ブログ検索(我ながらエエこと書いてるナア)→聡明で健気な貴女に捧げる哲学史(5)自然に帰れ/真理の基礎づけ主義・反映主義から構成主義への転換、心の場所化とモデル論的転回が哲学の脱構築(唯物論への回帰)をもたらすhttp://bit.ly/cKypGO
posted at 05:46:30
広上淳一N響プロコ7番(青春交響曲)、さらっとお洒落に懐旧+寂寥、ショスタコに「あんまり気張りすぎるなよ」と言いたくて作った曲ではないかと妄想。
posted at 06:00:44
@biwaprancer おはようございます。今日は上野散歩、東博でバッハ vol.4 児玉桃(ピアノ)が楽しみな朝です。http://bit.ly/afgmLx
posted at 06:16:56
今日の日経「かんのん道をゆく」に掲載されていた法隆寺 九面観音像、ネット検索したら、いいお写真があった。切れ長の目が魅力だ。http://bit.ly/9N9Sg9
posted at 09:05:04
| 固定リンク
「音楽」カテゴリの記事
- もう踊れぬファンダンゴ 行進は泥団子(2014.11.30)
- ノリントンN響ベト7(2014.10.20)
- 復活×新田ユリ×エレティール(2014.10.12)
- 交響曲第10番 (ショスタコーヴィチ)勝手に名付け親(2014.09.23)
- コパチンスカヤ(2014.08.07)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント