アシュケナージN響のドヴォルザーク
N響天井桟敷¥1500の楽しみは本番生聴き(広大なNHKホールだから音が遠い眼も小さい)もあるけれど(ひょっとしたらそれ以上の楽しみかも)開演前のロビー室内楽。昨日は
<出演>佐藤由起(ファゴット)、大宮臨太郎(ヴァイオリン) 御法川雄矢(ヴィオラ)、宮坂拡志(チェロ)
<曲目>ドヴィエンヌ/ファゴット四重奏曲 第2番 作品73
平均年齢28.5歳のフレッシュな響き、大宮臨太郎さんは最近、コンマスの隣によく座っている人(次期コンマス?)、先日聴いたミロQよりも調和のとれたアンサンブルだった(と思う)。
室内楽で豊かな気分になった後に本番。
ドヴォルザーク / チェロ協奏曲 ロ短調 作品104
チェロ|デーヴィッド・コーエン
ドヴォルザーク / 交響曲 第8番 ト長調 作品88
俺の好きなマーラー、ショスタコのような観念的音楽ではなく情緒的ドヴォルザーク、まず、コーエンのチェロがよかった。天井桟敷までしっかり届くたっぷとしたロマンチシズム、アンコール(夏の思い出)まで弾いてくれたサービス精神に感謝である。
そして、交響曲。岩村力/東フィルを生聴きしたことがあるが、やはりN響は格段に上手い。弦も美しいが管楽器も上手。なによりも特筆したいのは音色がアシュケナージ色(放送録画では何度も聴いているが生は初めて)になっていることだ。オケと指揮者との間に信頼関係がしっかりとあるからだろうなあ。N響はブロムシュテット色、アシュケナージ色など何色もカラーを持っている柔軟なオケだと認識した。そしてアシュケナージはN響とこういう関係を築けているのだから、ヘタクソな指揮者という思い込みは訂正しなければと思った。
ということで(演奏曲目はお気に入りではなかったが)ロビー室内楽特等席(一時間前から合唱練習録音を聴きながら並んだのだ)とオケ天井桟敷を楽しめた午後であった。
ところでN響定期10月はサンティ父子(娘マルフィージ)による演奏会形式アイーダ、7月25日からチケット販売開始、¥1500でオペラ!入手できるとは思うが10時にはローソンに行こう。
2010年06月05日(土)
5:36起床。グルジアバレエ「ロメオとジュリエット」低画質化ダビング中。オケが先日ショスタコ8熱演を聴いた東京ニューシティ、親しみが湧く。プロコフィエフの毒にも薬にもならぬ曲ではあるが、先日、オペラを観たばかりなので比較する発想が働く。ロメジュリはあの昔の映画が一番か。
posted at 06:18:31
@biwaprancer おはようございます。今朝は曇り、そろそろ梅雨の気配の朝です。
posted at 07:46:56
そうです。オリビア・ハッセー、ウィキには「しかしその後は役に恵まれず、テレビ出演が主」とありました。@aquamasa 私が思い出すのは、一度しか映画に出なかった素人女優の初々しいジュリエット。それだろうか。 QT @doyoubi: (略)ロメジュリはあの昔の映画が一番か。
posted at 07:48:28
うわぁー、若輩者なので無知です。@aquamasa もっと前。1954年、Rがローレンス・ハーヴェイ、Jがスーザン・シェントル。 QT @doyoubi: そうです。オリビア・ハッセー、 @aquamasa 私が思い出すのは、素人女優の初々しいジュリエット。
posted at 11:59:05
@komatsu86 @nyamske おはありです。朝方は雨が降りそうでしたが好天になりました。梅雨来る前の晴れ間です。
posted at 12:01:15
シューベルト ベートーベン@第一生命ホール http://doyoubi.cocolog-nifty.com/blog/2010/06/post-ae77.html ちょっぴり悪口を書いてしまったミロQ、俺が聴いた日とは別の日にテレビカメラが入っていたようだ。放送期待。
posted at 13:01:51
2010年06月06日(日)
4:25起床。リゲティ「夜の変容」パシフィカQ、この曲、来年第一生命ホールでQエクセルシオが演奏することをチラシで知った。楽しみだなあ、絶対行くぞ。録画在庫減らし、ドキュメンタリ宣言、報道特集など早回し。管無投票選出・影響力保持が小沢の作戦だったが誤算止むを得ず樽床立候補とのこと
posted at 05:45:32
@miya5963 @miosa518 @nyamske @biwaprancer おはようございます。アシュケナージN響ドヴォルザークを聴きに行く朝です。本番もさることながら開演前のロビー室内楽も楽しみです。
posted at 07:39:03
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