トルストイは哀れなエゴイスト?
トルストイの晩年って暗かったんだなあ。
NHK教育ETV特集「トルストイの家出82歳で家出したロシアの文豪トルストイ。その謎を初公開の妻ソフィアの日記から読み解く。崇高な理想と家族の現実に引き裂かれ、もだえ苦しむ夫婦の姿を浮き彫りにする。
救いを信仰に求めたトルストイは財産も著作権も全て放棄しようとして、それに反対する妻ソフィア衝突する。また、トルストイの秘書になったチェルトコフに妻が激しく嫉妬するのも不和の原因となった(番組でははっきり表現していなかったが同性愛説もあり)。遂には82歳で家出決行。鉄道で移動中悪寒を感じ、小駅アスターポヴォ(現・レフ・トルストイ駅(ru))で下車した。1週間後、11月20日に駅長官舎にて肺炎により死去。
番組は「晩年 2人は激しく対立した。しかし それはひたむきに お互いの愛を探し求めた日々でもあった」と美しく締めたが、俺にはトルストイは愛とか平等とかの観念にとり憑かれた哀れなエゴイスト(エゴと自己愛はちゃいまっせ)にしか見えなかった。男と女、もっと複雑な事情があるのかもしれないが。
トルストイの晩年、最後は映画にもなっている。ご縁があったら観てみよう。
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2010年12月07日(火)
3:10起床。「みんなのショパン」ちょろっと鑑賞後映画「ブリット」http://amzn.to/edfiBc 、マックィーンは表情で演技する役者だがカーチェイスも矢張りスリリング、だが上院議員がすり替えを警護させた理由がわからず。映画としては「パピヨン」に比べだいぶ落ちる。posted at 06:30:36
@sunajopon @biwaprancer @azumizoku @itutubosi @kgussan @udonenogure1 他の皆様、おはようございます。ショスタコーヴィチ弦楽四重奏5番を聴きながらプールに歩く朝です。死ぬまで聴き続けるショスタコです。
posted at 06:33:25
歳月や股間を照らす流星群 「冬蝶を股間に物を思へる人」永田耕衣 #jhaiku #fhaiku #haiku RT @YoshidaMizuo: @doyoubi 自販機を抱かんと堕つ流星群
posted at 07:37:04
なるほど。カーチェイスととセットの人のチエイスなんですね。ラロ・シフリンの音楽もスリリング&お洒落でした。 RT @nightwatch21: @doyoubi ブリットについて前の囁きをセルフRT。「ラスト15分の夜の空港のチェースシーン…
posted at 07:40:11
#twnovel 主婦業熱心なのはいいけど俺から見るとなんか拙い。もっと段取り良くやれとか注意散漫とか言いたいことはごまんとあるがそこはぐっと我慢。だけど俺が将棋研究している時に横でバカTV見てゲタゲタ笑うのは辛抱できず。むすっとしてiPOD音楽に切り換えたのも気に入らない。
posted at 07:46:17
枯木立しみじみ泣きし女かな RT @sunajopon: @doyoubi おはようございます。葉がみんな落ちて山の稜線がくっきり。しっとりした朝です。
posted at 07:56:54
謝々。渡辺淳一世界句なり。 RT @nightwatch21: @doyoubi これ、松!この鮮やかさ(色の対比)、このエロさ(雪は溶ければ水ショーバイ)、この温もり(う〜ん人肌カルピス)、この物語性(火曜サスペンス劇場「雪国に埋もれた赤いルー… RT:大雪や濃き口紅の女抱く
posted at 11:33:10
無意味句を詠みて彷徨ふ枯野かな RT @Y_Mizuo: @doyoubi 一面の白い世界が女体か、色濃いルージュは身を任す君のウエアか?「貴方の白い腕が僕の地平線でした」という短詩を思い出した。
posted at 11:34:07
ETV特集「トルストイの家出」:その名声とは裏腹に、家庭では妻ソフィアとの確執が絶えず、死の間際には家出を決行。82歳の老作家を家出にまで駆り立てた夫婦の対立とは何だったのか http://bit.ly/hZKC5G という番組。文豪がどうしてここまで思いつめたんだろう?
posted at 17:59:38
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