« 一般欲望と固有欲望/世間と魂 | トップページ | プルトニウムの怖さ »

2011年3月28日 (月)

原発導入のシナリオ ~冷戦下の対日原子力戦略~

福島原発安全確保作業は高濃度汚染水、被曝により長期化の様相だが、Twitterのお陰でNHKが1994年に「原発導入のシナリオ ~冷戦下の対日原子力戦略~」(Googleビデオに誰かがアップロードしている)なる番組を放送していたことを知った。こちらに動画(約45分)を埋め込んでおく。

1953年、米ソで水爆開発が進む中、アイゼンハワー政権は、原子力平和利用を促進することで軍縮が実現できるとして、同盟諸国に原子力情報の公開と濃縮ウランの供給を提案した。その裏には、ソ連に対抗して西側の結束を図ろうとする意図があった。 
 番組では、日米原子力協定の締結に至る過程に焦点をあて、原子力導入の舞台裏における米ソの主導権争いと、民間から進められた原子力受け入れの世論作りの全ぼうを明らかにする。 

第五福竜丸事件など当時の事情を知らない世代(俺も忘れていた)に参考になるだろう。文字起しと合わせて見て欲しい。ちなみに、下のグラフ(電気事業連合会HPより借用)は世界主要国の電源別発電構成比。原発構成比が80%近いフランスが産油国リビア、カダフィ政権攻撃に積極的な理由を妄想出来る。

Photo_4

2011年03月27日(日)

タービン建屋に放射能を持った水が溜まっていた件、漏出元・経路がいまだ不明。これは長期戦になるなあと「原発 長期戦」でググると毎日新聞社説「大震災2週間 原発の長期戦に覚悟を」http://bit.ly/i40n5e に出会った。俺も俺なりに「覚悟」しよう。
posted at 02:44:34

エッシェンバッハ/パリ管マーラー巨人、ヘッドホンしてしっかり鑑賞。第三楽章がこの曲の肝と思うのだが、エッシェンバッハ、タクトを持たず手振りで悲哀、諧謔相半ばする旋律を歌わせていた。カメラアングルが俯瞰、クローズアップ多用、ちょっとうるさ過ぎたせいか、第四楽章、感動にまで至らず。
posted at 03:58:42

「わたしの思考探究 生きることの豊かさとは」に竹田青嗣登場、欲望論展開。一般欲望(金銭・名誉欲等)に固有欲望を対置させ、「一般世間の常識やルールを外して自分固有の欲望を問え」と。これって、俺の人生方程式(世間と魂の二元論)http://bit.ly/fa5PEDと合致と合点。
posted at 04:06:15

#twnovel 実は俺、音楽浸りの毎日なんです。BSクラシック番組全部録画、ヘッドホンでテレビ聴楽。外では図書館から借り出したCDをケータイに仕込んだのを聴楽。つまり、家の内外、どこに居るときも音楽。マーラー、ショスタコの脂濃いのが中心でバッハで気分転換なんていうとキザですが。
posted at 07:52:11

最悪の場合に1万人以上が死ぬような技術は比較対象にもならないが、今回の程度ならトレードオフを考えることは可能/原発は経済問題である(池田信夫)http://bit.ly/gMOv2H しかし、先立つものは勘定ならぬ感情なり。数万人の何の落ち度もない人々が生活基盤を根こそぎ奪われた
posted at 09:51:35

題名しか知らない無知克服せむと劇団四季「赤毛のアン」http://bit.ly/hjvh8i 録画鑑賞終了なう。前半、アンのやんちゃが面白かったが後半ダレた。もちろん、俺の観方が悪いのだが。
posted at 11:10:35

NHKが1994年に放送した番組「原発導入のシナリオ ~冷戦下の対日原子力戦略~」http://bit.ly/hnuJqE 文字起こしはhttp://bit.ly/eztyrh ソ連に対抗するべくアメリカは原子力平和利用を推進。電力コストの高い日本は、最も有力なターゲットだった。
posted at 12:00:29

|

« 一般欲望と固有欲望/世間と魂 | トップページ | プルトニウムの怖さ »

経済・政治・国際」カテゴリの記事

コメント

この記事へのコメントは終了しました。