「胡同のひまわり」チャン・ヤン監督2005
画家を目指していた男が友人の密告で強制労働へ、六年後に帰って来て息子に画家の夢を託すがという父子相剋物語、音楽も秀逸(上の予告編動画参聴)。息子が主人公だろうと観始めたが終盤近くになって、これは父親が主人公と気付いた。そして、エンディング(オチ)は父の突然の出奔。
「大事なときに居なかった俺。父として深い愛を見せようと思ったが、やり方がわからなかった。俺の人生は失敗だった。これからは俺自身のために生きようと思う」
というのが、残された声のメッセージ。これが理解できなくて(感動落涙を期待したが)釈然とせず終了。ああ、でも、この記事を書いてみて少し理解できるような気がしてきた。「生きよ、汝のために」がこの映画のメッセージなのだ。しかし、主人公(父親)の突然の価値転換はやっぱり唐突だなあ。作品には観客を納得させる義務があるのに不履行では傑作とは評価できないのである。
それはともかくこの映画、出産シーンに始まって出産シーンで終わるというのはわかりやすい循環メッセージだ。世界は無数の「私」で満たされているのである。
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2011年08月20日(土)
@doyoubi は23079日生きた。人生あと6921日しかない。今日は有意義だったか? #30thou http://t.co/JlbEeUC
posted at 01:24:16
2011年08月19日を普通に過ごした。"未明鑑賞は「胡同のひまわり」音楽がいいし画面もしっかり、..." http://t.co/JlbEeUC #30thou
posted at 05:36:20
@kyoichiyshkw こちらこそ、ありがとうございます。ツイ友としても宜しくお願いいたします。posted at 06:31:46
@biwaprancer おはありございます。ラトルBPOアランフェス協奏曲の朝です。町内夏祭り、予報では午後雨だから中止かも。
posted at 07:11:41
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町内夏祭り準備、俺に似合わぬ力仕事で汗。不安定な天気だけれど降らないことを祈る。夜はShin練習、車で行くので酒は断念して焼きそばでも食うか。
posted at 10:10:22
夏祭りでお昼/芋煮・焼きそば・フランクフルト(アルコール断念)。帰宅して昼寝しつつ「人間の條件」第二部終了→若い頃とは違う受け止め(そこまで大事にするなよ自分の正義)。二宮レッスン/モツレク/リコルダーレ、あのぶつかる和音が面白い、上手に歌えないけど。一休みしてShin練習へ。
posted at 16:58:09
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