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2013年7月 5日 (金)

「近世主体主義」を考える

哲学の基礎 哲学の基礎
山本 信

哲学ってどんなこと?―とっても短い哲学入門 哲学マップ (ちくま新書) はじめて学ぶ哲学 (ちくま学芸文庫) 哲学入門 (ちくま学芸文庫) 善の研究 (岩波文庫)

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知友から「近世主体主義」を理解するにはこの本が最適だよと山本信「哲学の基礎」が送られて昨日届いたので読み始めた(久しぶりだなあ読書は)。第8章「主体性の形而上学」(カント哲学の概略デッサンが書かれている)まで読んで、「言語論的転回」をもう一度概略思い出した上で読まねばアカンなあと我がブログを検索して、次の記述をコピペしておく。

哲学は、自然主義(古代原子論)→反自然主義(プラトンのイデア一元論)→反プラトン主 義(認識論的転回:デカルトの物心二元論、そしてニーチェ)→言語論的転回(反観念論フレーゲ)という流れをたどってきた。実在するものは物質であるとい う素朴な唯物論がプラトンによって否定され(イデアという抽象的実在が真の実在)、反自然主義が自然主義(唯物論)を抑圧し続けてきたのが西洋哲学の歴史 といってよいであろう。

哲学史を自然主義(古代原子論:素朴唯物論)→反自然主義(プラトンに始まりデカルト、カントに至る観念論の系譜)→言語論的転回(フレーゲ)という流れと理解した上で、自然主義に立ち戻ることを提案している。その骨子は

こうした心の自然的社会的還元(心の場所化と呼ぼう)がひとつ。
もうひとつはローティのいうところの「自然の鏡」であることを止めること、すなわ ち、真理の基礎づけ主義・反映主義から構成主義への転換である。人間とは独立に存在する真理を人間が鏡として反映するのではなく、現実・実在をモデル化・ 理論化することにより客観(真理に替えて客観=間主観)を構成するのである(人間原理的モデル論的転回と呼ぼう)。

の2点。凄いなあと我ながら感心したけど当然にネタ本はある。冨田恭彦「科学哲学者 柏木達彦の冬学期(ウィンター・ターム)―原子論と認識論と言語論的転回の不思議な関係、の巻」である。さて、山本信「哲学の基礎」に戻るとしよう。

科学哲学者 柏木達彦の冬学期(ウィンター・ターム)―原子論と認識論と言語論的転回の不思議な関係、の巻 科学哲学者 柏木達彦の冬学期(ウィンター・ターム)―原子論と認識論と言語論的転回の不思議な関係、の巻
冨田 恭彦

科学哲学者 柏木達彦の秋物語―事実・対象・言葉をめぐる四つの話、の巻 科学哲学者柏木達彦の春麗ら―心の哲学、言語哲学、そして、生きるということ、の巻 科学哲学者 柏木達彦の多忙な夏―科学ってホントはすっごくソフトなんだ、の巻 科学哲学者 柏木達彦の多忙な夏  科学がわかる哲学入門 (角川ソフィア文庫) 科学哲学者 柏木達彦の哲学革命講義 (角川ソフィア文庫)

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2013年07月04日(木)

メシアンとボロディンSQと和田監督謝罪 plaza.rakuten.co.jp/doyoubidayo/di… メシアン「キリストの昇天」ゲルギエフ×マリインスキー管、しばらくぶりに聴くメシアン、音の響きが官能的。官能と信仰はどこかで交錯するのだろうか。ベートーベンSQ全集ベルクSQ、ブルーレイHDDに
posted at 05:21:27

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