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2014年1月29日 (水)

時計じかけのオレンジ

この高名な作品、ずっと未見のままだったけど先日WOWOW放送録画して、今朝、一気に見通してしまった(前半はセックス、暴力の連続で俺の趣味には合わないのだが後半の人格改造になって興味津々、いったいどんなオチになるのかと気をもみながら鑑賞)。

見終えた後、映画評をいくつも検索したがピッタリ来るものはなく、消化不良のまま。人格改造風刺劇とでも捉えておくことにするが、原作者についての興味深い記事をコピペしておく。

「時計仕掛けのオレンジ」の原作は暴力のもとで生まれ死の影のもとで書かれた。この映画の原作者アンソニー・バージェスが兵役でジブラルタルに駐在中、ロンドンに残っていた身重の妻は市内が停電中に4人の若い米軍脱走兵に襲われ、金を強奪され、その妻は結局赤ん坊を流産した。それから何年か後、バージェスは手術不可能な能腫瘍があるという告知を受けた。自分が死んだ後に妻が困らないようにと猛スピードで原稿を書き、上記の事件をもとに少年の犯罪をテーマにした「時計仕掛けのオレンジ」のもとになる小説ができた。しかし、脳腫瘍が誤診であったことが分かり、あらためてこの小説を見直した時、ただの少年犯罪の小説であり、なんの新鮮味も無い事に気がつき何度も書き直した。そしてソ連に旅行をした時、ソ連の不良もイギリスの不良もなんら違いが無い事に気がつき、その当時(1961年)世界で最も強力な政治言語の英語とロシア語を組み合わせて作った「ナツァト言葉」を操る少年を主人公とし、この時代にはあまりにも残酷すぎる暴力や性描写のため時代を“未来”にした。そうして「時計仕掛けのオレンジ」の原作ができあがった。しかし、1962年にこの原作が発表された時、評論家の反応はいまいちで「タチが悪く、取るに足らない扇情小説」と言い、原罪と自由意志がテーマだとは気がつかなかった。知識者層が無関心を決め込んだにも関わらず、この小説は若者や当世風な者にまたたく間に支持を得た。映画化しようという話もでたが、露骨な暴力や性をざっくばらんに表現できる時代はまだ到来していなかった。例え   映画化できたとしても低予算のアンダーグラウンド映画としてナイトクラブで上    演程度のものであっただろう。
しかし60年代が過ぎて行くなかで時代は著しい変化をとげる。

そしてあのスタンリー・キューブリックが映画化した訳だ。繰り返して観ようとは思わないのでゴミ箱にしまっておこう、記憶だけを大切にしておく。

2014年01月28日(火)

青春カルテットと老人優遇バイキングと青春貧困 plaza.rakuten.co.jp/doyoubidayo/di… 演奏したのは0p.127第2楽章(変奏曲)、Vn1は植村太郎(名フィルコンマス)。タカーチが入った時のはちよっと臭すぎて(ゴメンネ)その後の本来のSQ、2回目の演奏の方がよかったように俺に
posted at 05:27:09

RT @takeru2009: 生活支援を充実させる風俗? 広がる若年女性の貧困  10~20代の就労者の 1/3が114万円以下の収入 #nhk
posted at 05:32:29

-0.55kgです。 82.4。中位安定、春を待つ。 #hakaru_dake
posted at 08:05:17

#photoikku 毎日が俺の終活冬の梅  #jhaiku   兜町席題句会終了、モノを詠めと反省なう。薬喰シルバー優待バイキング pic.twitter.com/hIPPcN3Gf8


posted at 17:14:07

@sunajopon 「春待つや十八階に飲む老酒」ひさこ、俺だけ選句しかも特選。席題に泣いて笑ふて日脚伸ぶ
posted at 17:34:20

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