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2014年9月 9日 (火)

自力と他力(ひょっとしたら信仰開眼?)

マルティン・ルター――ことばに生きた改革者 (岩波新書) マルティン・ルター――ことばに生きた改革者 (岩波新書)
徳善 義和

キリスト者の自由・聖書への序言 (岩波文庫) 宗教改革の真実 (講談社現代新書) カルヴァン (センチュリーブックス 人と思想 10) カール・バルト (Century Books―人と思想) 宗教改革とその時代 (世界史リブレット)

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昨日から読み始めた徳善義和「マルティン・ルター」ほぼ読了。ルターの生涯概略は分かったが(「塔の体験」など何にも知らなかった)、俺の興味の中心たるエラスムスとの自由意志論争 については「両者の主張はかみあわず、ほとんどすれ違い」としている。そこで、ググって次の記事に出会った。エラスムスは

この自力、他力なる言葉が響いた。富岡幸一郎「使徒的人間」の

人間の自然的能力としての「自由意志」は、いかに善なる徳行をなそうとも、自己自身を追求する罪に陥っており、「すべてに勝って自己を愛することしかできない」その意志のなかに、神への反逆性が生じるというのである。

なる文章が頭に残り、ルターって(バルトも)仏教で言うと(親鸞)他力本願やなあと感じていたからだ。そして、我が得意の使い勝手良き人生方程式を反射的に展開して

人生=自力(損得、好き嫌い、善悪、理非)+他力(苦楽、美醜、虚実)

人生の苦と楽は外からやって来る、また、自分の美醜は自分では判断できない(ことがある、多い)。更には、自分の虚実を(これが最大の問題)正しく判定する能力が自分に備わっているとは到底思えない。何故なら、人間には煩悩(自己愛=原罪)があるから自分可愛さでどんな場合でも自己正当化してしまうからだ。

そこで、信仰登場。神の裁きが必要となる。神は我に苦楽を与え給い、我が美醜と虚実を裁かれる。そんな神を俺は信仰しよう(ああ、言うてしもうた。まだ覚悟もできてないのに)。

世間(横軸)を自力で生き抜き、魂(縦軸)は神に委ねる。それを今のところの我が信仰(としておく)。人生=世間(損得、好き嫌い、善悪、理非)+魂(苦楽、美醜、虚実)

使徒的人間―カール・バルト 使徒的人間―カール・バルト
富岡 幸一郎

非戦論 NHK「100分de名著」ブックス 宮沢賢治 銀河鉄道の夜 (NHK「100分 de 名著」ブックス) 日本近代文学評論選 昭和篇 (岩波文庫) 使徒教父文書 (講談社文芸文庫) やっぱりふしぎなキリスト教 (大澤真幸THINKING O)

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2014年09月07日(日)

コパチンスカヤ、ルター、新幹線 plaza.rakuten.co.jp/doyoubidayo/di… 新大阪乗り換え、吹田で降りようとしたら自動改札通れず、そうか、吹田は大阪市内ではなかったな。スマホGoogleマップを頼りに病院まで歩く。駅前まで戻ってお好み焼き、挨拶手土産をダイエーで購入後、もう一度
posted at 05:15:21

2014年09月08日(月)

マラ8×ルター「塔の体験」、清須会議 plaza.rakuten.co.jp/doyoubidayo/di… WOWOW「白夜行」東野圭吾の同名ベストセラーを、堀北真希、高良健吾、船越英一郎の競演でスリリングに映画化した人間ミステリーとのことだが、登場人物多数混雑のためネット検索してあらすじ紹介記事頼りに
posted at 05:30:00

「エラスムスというのは、よくわかりにくい人物である。世界史の教科書ではちらっとしか触れられないのに」 urx.nu/bLho を読んで、我が得意の人生方程式、閃いてしまった。 人生=自力(損得、好き嫌い、善悪、理非)+他力(苦楽、美醜、虚実) 詳しくは明日。
posted at 17:53:56

#photoikku 名月や他力本願苦も楽も  #jhaiku pic.twitter.com/2iZvFUATiC


posted at 18:19:46

NHKスペシャル|新宿"人情"保健室~老いの日々によりそって~  www.nhk.or.jp/special/detail… 名月や自分で悟る認知症 #jhaku となればいいけどそうはいかない人生よ。老いの行き着く先を自力ではどうしようもないことも他力必要性の理由の一つ。
posted at 19:44:24

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