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2014年10月 2日 (木)

映画「アルゲリッチ、私こそ音楽」

結構、混んでるようなので14:50からの回のチケットをとるべくBunkamura ル・シネマに着いたののは13時ちょっと前。ところが、既に満席。仕方なく17時からの回にする(そうかあ、今日10/1は映画の日なので入場料は一律1100円だったのだ)。

Appleストアやフリービット格安スマホで暇を潰して再び映画館、上映開始。

最初の方はなんだか訳がわからなかったが、作曲家ロバート・チェンとの間の娘(これが長女)リダが登場すると面白くなって来た。けれど、指揮者デュトワとの間に出来た次女アニーは最後の母子揃ってのハイキングしか出て来なかったし、デュトワ本人も(マルタの足をマッサージしていたのが彼か?)ほとんど出て来なかった。

そして、この映画の監督アニーは三女(ピアニスト、スティーヴン・コヴァセヴィッチとの間の子)。この映画の公式サイトにある年譜にはこの映画には描かれなかった関係(ミシェル・ベロフ)が記載されている。この年譜をじっくり眺めると想像力が刺激されて面白い。

ということで、鬼気迫るピアノ演奏とともに今までにない音楽ドキュメンタリーの世界に拍手喝采(假屋崎省吾) とまでは行かなかったがマルタという怪物の一端に触れた気分にはなった。映画のタイトルを「アルゲリッチ、私こそ女」とするべきというのが端的な感想だ。

2014年10月01日(水)

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posted at 05:02:00

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