短歌写真

2009年3月21日 (土)

速報:ソメイヨシノ開花

Photo 先ほどチェック散歩してきたら一輪、咲いていた。
Photo_2 開花の前の蕾のようすもかわいい。
Photo_3 ついでにコブシ、顎の部分の紫がいい。

辛夷咲き桜も開花春は来て思い出色に街は染まりぬ

| | コメント (0)

2009年3月 1日 (日)

湯河原梅林2009.2.28スライドショー

懲りもせずスライドショーを作りけり今度はジャズをBGMで

| | コメント (0)

2009年2月24日 (火)

目覚めればいまだ午前の一時かな眠れぬままに論理学読む

51ek3f6h15l_ss500__2 目覚めればいまだ午前の一時かな眠れぬままに論理学読む

イカンのである。夕食で酒を飲んだらウトウトしてしまい風邪をひかぬように布団に入れば午前1時半には目覚めてしまう。しようがないからビデオで音楽を聴きながら「ブッダ論理学五つの難問」を読む。

西洋論理学には穴(ブッダは因果律でその穴を埋めている)があり、時間の推移が扱えない、そもそも論理は存在論を前提としている(仏教の存在論は存在は生成消滅する)などの指摘は面白かったが、「論理と倫理が一つになる場所へ」というところまでは迫れなかったなあ。まあでも、俺にとっての初めてのインド哲学、これをきっかけにそちらの方向へ歩を進めることにした。

 真夜中の印度哲学冴返る

| | コメント (0)

2009年2月13日 (金)

経済の未曾有の危機に郵政の民営化是非争う不思議

経済の未曾有の危機に郵政の民営化是非争う不思議
春泥や賢き国へ一歩ずつ

郵政にせよ定額給付金にせよ、レベルが低いよ。
世界経済の「改革」を議論せよ、対米従属姿勢をどう改めるべきか考えよ。

とはいうても無理なんだろうな。
現実的なものは理性的であり理性的なものは現実的である。
政治は所詮、民度を反映しているにすぎないのだ。

| | コメント (0)

2009年2月12日 (木)

スーパーに舟木一夫が二千円割引されて売られてをりぬ

P1000029_2 スーパーに舟木一夫が二千円割引されて売られてをりぬ
幼くて思ひ明かせず春の雲

昨日、スーパーに行ったらコンサートチケット二千円割引券が置いてあった。おばさんに人気の舟木一夫もこのところ人気が落ちたのか、可哀相だなあなどと妄想したけれど、本当のところはわからぬ。
そこで、例によってYouTube検索して「高校三年生」1963.12.31発見。宮田輝司会の紅白である。懐かしきかな、俺はこのとき15歳なり。

あ、違うがな。写真をようく見たら二千円割引ではなくて「六千円が二千円より鑑賞できます」とあるではないか。

| | コメント (0)

2009年2月11日 (水)

薬局に朝日歌壇を読みながら持病の薬あがるを待ちぬ

P1000028 薬局に朝日歌壇を読みながら持病の薬あがるを待ちぬ
薬より減量大事春の色

かかりつけの女医さんに血圧降下剤を処方してもらい近所の薬局で購入するのが常だったのだが、最近、薬局を替えた。今までの薬局に不都合(おばさんが必要以上にお喋りだとか)があった訳ではない。姑の薬を駅前ショッピングセンターでもらうついでに俺の薬もここで調剤してもらうことにしただけである。

それはともかく、ここは、処方箋を読み取り機に読ませて買い物したり図書館に行ったりしてるうちに薬ができあがっているのも便利である。この日は、薬局待合に置いてある朝日新聞でも読んで待っていようかとたまたま思ったのであるが、お陰で歌が浮かび、その場で写真も撮らせてもらった次第だ。

持病の薬(血圧降下剤)、ほんとは止めたいなあ。でも、止めて脳溢血→寝たきり/他人の世話になるのは嫌だ。だから、本命は減量。明日から(機械調整のため2週間ほど休場していた)プール再開である。

| | コメント (0)

2009年2月 8日 (日)

アメリカの大統領はオバマさん日本総理はオバカと呼ぼう

P1000026 紅梅やオバマオバカで過ぐる日々
アメリカの大統領はオバマさん日本総理はオバカと呼ぼう

短歌は昨日、ニュースを見ていたら浮かんだ戯れ歌。俳句も一日一句を心がけることにしたので無理矢理の一句。このまま春になりそうな朝である。

| | コメント (0)

2009年2月 7日 (土)

澄みわたる空はキャンバス花杏今年も咲いて春は来にけり

Photo 澄みわたる空はキャンバス花杏今年も咲いて春は来にけり
杏咲くあなたに逢える心地して

昨日の「梅の香に昔の恋を想へども電池切れにて写真を撮れず」「梅の香や恋は昔のことばかり」に続き、句歌両論併記してみた。昨日と違うのは句歌それぞれに詩想を変えてみたこと。俗っぽいけど句の方がよさそうな感じが俺にはする。明日も(できれば)一日一首句、チャレンジしてみよう。

| | コメント (0)

2009年2月 1日 (日)

Vladimir Horowitz plays "Raindrop"

言葉超え音に真実求めたるショパンを聴けば外は烈風

今日の一日一首は(ちょっと)難産。歌の題材を思いつかずなかなか歌が浮かばないのだ。
そこで、困った時の音楽頼み。名曲探偵アマデウス 「ショパン 24の前奏曲」に出演していたピアニスト仲道郁代の言葉「言葉超え音に真実求めたショパン」を頂戴した。

ところで、この曲の終末部、高いB♭の音をどう弾くか、仲道はいつも迷うそうである。ショパンはこの音にたどりつくために、例のあの有名なA♭の雨だれを積み重ねたのがこの曲だと思った。演奏はホロヴィッツ、残念ながら静止画像である。

| | コメント (0)

2009年1月27日 (火)

あなたには私のハート見えますかこんなに赤く小さいけれど

Img_342303_2759419_4 あなたには私のハート見えますかこんなに赤く小さいけれど

「20世紀のはじまり ピカソとクレーの生きた時代」展の中のパウル・クレーの作品「頭と手と足と心がある」を見ながら詠んでみた。画像は、この作品を「タイトルの言葉の響きが、絵の中にさらにリズムや生き生きとした感じを与える、なかなか心憎い演出」と評しているブログから拝借した。

パウル・クレーは

1933年ヒットラーがドイツ帝国首相に任命され、政治的に危険と思われたクレーのアトリエは捜索を受け る。晩年に訪れる皮膚硬化症(進行性で命にも関わる病)の発症、そして国を持たずに過ごす悲哀。彼の自由な表現はナチス支配下の祖国ドイツからは追われ、 当時保守的な誕生の地スイスへの亡命を望みながらも、これもついに果たされることはなく60年の人生を閉じた。


その言葉に
”芸術は目に見えるものを再現することではなく、見えるようにするものである”というのがあるそうだ。真実は発見するものではなく構成するものだ(真実=事実+価値判断という言葉と通じるものがあると今、思った。

| | コメント (2)

より以前の記事一覧